4都県から成人式「自粛を」
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「緊急事態」対象地域 奈良市長 呼びかけ
奈良市の仲川げん市長は5日、成人式について、7日に発令される見込みの緊急事態宣言の対象となる東京都と埼玉、千葉、神奈川3県から、帰省して参加するのを自粛するよう呼びかけた。市は1都3県への不要不急の往来も控えるよう求めている。
市の成人式は、11日に県コンベンションセンターで開催。参加者を居住地別で、午前11時からと午後1時半からの2部に分け、開催時間も例年の1時間から30分に短縮する。会場は、ホールと屋外の広場の2か所を利用。ホールの扉は開放し、大型扇風機32台を常時運転する。参加者には、集まっての飲食を避けることも求める。
仲川市長は「感染者を出さないことを一番に考えたい。新成人として対策を考えた行動を取ってほしい」と話している。
また、市は、市内の障害者短期入所事業所などでクラスター(感染集団)が発生したことを受け、障害者施設などの職員、利用者が感染した場合、復帰前に再度、PCR検査を受けるよう促すことも決めた。
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