読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

雪山で遭難 家族連れ救助

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

天川 吉野署、岩崎さんに感謝状

 天川村の雪山で遭難した家族連れを無傷で救助したとして、吉野署は27日、兵庫県加古川市の会社員、岩崎哲裕さん(41)に感謝状を贈った。下山後の登山口で遭難を知り、ライトを照らしながら再び山に戻って見つけ、背負って山を下りて助けた。

親子を救助した山中で雪が積もった様子を写真で示す岩崎さん(大淀町の吉野署で)
親子を救助した山中で雪が積もった様子を写真で示す岩崎さん(大淀町の吉野署で)

 吉野署や岩崎さんによると、昨年12月28日午後5時半頃、岩崎さんは登山仲間2人と大峰山系を日帰りで登って下山したところ、女性(50)から「家族3人が下りてこない。会いませんでしたか」と尋ねられた。洞川温泉に観光に来ていた奈良市内の一家で、遊歩道と間違えて山に迷い、スニーカー履きで登山の装備はないと聞き、「滑落すれば命はない。一刻の猶予もない」と判断。すぐに1人で救急キットや3個のライト、飲料水などを持ち、山へ登り返した。

 山道は積雪が凍って滑りやすい状態だった。1・5キロ歩いたところで見つけた長男(19)は自力で下山。さらに1キロ登った法力峠(1217メートル)で父(53)と長女(21)を見つけた。長女は疲労で足が動かなくなっていたため、手袋を貸して背負い、父には照明を渡して一緒に歩き、約1時間半かけて下りた。

 合併して現在の吉野署になった2014年以降、昨年は管内で最多の39件の山岳遭難事故が発生、3人が死亡している。

 感謝状を手渡した岡本哲也署長は「直ちに捜さないと捜索が難航していたかもしれない。山岳救助隊員以上の活躍だった」とたたえた。岩崎さんは「いてもたってもいられなかった。全員が無事でほっとした。安易な登山は控えてほしい」と呼びかけた。

無断転載・複製を禁じます
スクラップは会員限定です

使い方
1801791 0 ニュース 2021/01/28 05:00:00 2021/01/28 05:00:00 2021/01/28 05:00:00 親子を救助した山中の積雪の様子を写真で示す岩崎さん(大淀町の吉野署で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/01/20210128-OYTNI50005-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)