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コロナ関連相談増 人材不足

 奈良いのちの電話協会(奈良市)は、5月から開催する電話相談員養成講座の受講生を募集している。近年、ボランティアの相談員が減る一方で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う相談が数多く寄せられており、事務局は「相談の電話を全ては受けきれていない。一人でも多くの方に相談員になってほしい」と、参加を呼びかけている。(前川和弘)

 

養成講座 受講生募る 5月から

 奈良いのちの電話は1979年、全国で8番目に発足し、24時間365日活動している。発足から40年以上、「眠らぬダイヤル」として延べ約87万人の相談を受けてきた。

 約30年間相談を受けてきた相談員は「解決策を提示したり、アドバイスをしたりするわけではない」という。「一緒に考えて、一緒に悩んで少しでも落ち着いて前向きになってもらうことが役割」と話す。

 2012年度の1か月の実働相談員数は平均210人だったが、20年度は平均154人まで減少し、相談件数も12年は2万3915件だったが、20年は1万6299件に。「相談員が少なくなり、受けられる相談数が減っている。相談者が朝からずっと電話をかけているという声も聞く」と話す。

 昨年は新型コロナウイルスが流行したこともあり、相談件数のうち854件が新型コロナウイルス関連の相談だったという。男女とも働き盛りの40歳代の相談が多く、50歳代、30歳代と続く。「コロナで外出するのが怖い」「コロナで仕事が決まらない」などの相談が増えている。中谷博幸事務局長は「様々な悩みや心の危機に直面しながら、身近に相談できる人がいなくて途方にくれている人たちがいる」と話す。

 講座は奈良市西大寺本町の事務局で開催され、前期が5~8月、後期が8~11月で毎週土曜に開講される。カウンセリングの基礎や児童虐待の相談事例などを専門家から学ぶほか、実際に電話相談を受ける形をまねたロールプレイ形式の講義もある。全30回の課程修了後、インターン研修や面接を経て相談員として認定される。

 受講料は前後期各2万5000円、インターン研修1万円で計6万円。募集は21~69歳で定員50人。講座についての問い合わせは事務局(0742・35・0500)。悩みの相談は奈良いのちの電話(0742・35・1000)。

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