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コロナ禍「心の壁」演劇に

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「小町座」 願い ファンタジーに込め

マウスシールドなどで感染防止策をとりながら、舞台稽古を行う出演者(奈良市で)
マウスシールドなどで感染防止策をとりながら、舞台稽古を行う出演者(奈良市で)
「ファンタジーに様々な寓意(ぐうい)を織り込んだ」と語る小野さん(奈良市で)
「ファンタジーに様々な寓意(ぐうい)を織り込んだ」と語る小野さん(奈良市で)

 奈良市を拠点とする市民劇団「小町座」のオリジナル公演「コロナ姫~冠をいただくように」が3月6日、奈良市のならまちセンター市民ホールで行われる。新型コロナ禍にあって「社会や心の中にこれ以上、見えない壁を築いてはいけない」とのメッセージを、ファンタジーに込める。(西田朋子)

 

奈良で3月6日

 季節の変わり目にせきが続き、学校で「コロナ姫」とあだ名された少女・優姫。傷つきながらも想像力をふくらませ、「コロナ姫」というお姫様の物語を紡ぎ始める。そこでは透明な壁が、病を避けるために高度に管理された“青の世界”と、汚れと飢えに満ちた“赤の世界”を隔てていて――。

 作・演出の小野小町さん(57)は、奈良教育大学在学中に演劇活動を開始。子育てによる休止期を経て2007年、小町座を旗揚げし、地元の母親たちと自主公演を重ねてきた。

 緊急事態宣言が発令された昨年前半は、稽古拠点としてきた公民館が使えなくなったが、6月から地元の小学校の「放課後子ども教室」で活動を再開。10月には「コロナ姫」の台本を書き上げ、公演に向けて走り出した。

 公演は、観客数をホール定員の半分(150人)に減らして行う。劇中でも、「青の世界」はマウスシールドが必須という設定とした。

 出演者9人のうち、舞台初挑戦で優姫役を演じる奈良市立三笠中1年、井原蓮水はすみさん(13)は「学校が休校になり自粛生活が続いた時は、悲しかったけれど、人の心の変化までは考えなかった。『病気より人が怖い』というセリフがあるのですが、お芝居を通じて気づいたことを、観客にしっかり伝えたい」と話す。

オンライントーク 渡辺えりさん出演

 公演に先立ち、日本劇作家協会会長を務める劇作家・俳優の渡辺えりさんとオンラインで結び、「コロナと演劇文化」のテーマでトークを行う。

 小野さんは「暮らしの中で創作を続ける私は、表現者と観客の中間の立場。作り手が演劇にふれる機会を積極的に提供していくことで、受け手も盛り上がっていけると思う」と語る。

 チケットは前売りのみで2000円。午後1時15分開場。舞台美術は現代美術家・加藤史江さん、音楽は作曲家・小宮ミカさんが手がける。

 問い合わせは小町座広報(090・5019・9341)。

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1848215 0 ニュース 2021/02/17 05:00:00 2021/02/17 05:00:00 2021/02/17 05:00:00 マウスシールドなどで感染防止策をとりながら、舞台稽古を行う出演者ら(奈良市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210217-OYTNI50004-T.jpg?type=thumbnail

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