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NTTコムウェア 社会実験

公園内を走行する四足歩行ロボット(奈良市で)
公園内を走行する四足歩行ロボット(奈良市で)

 奈良市の世界遺産「平城宮跡歴史公園」で10日、四足歩行ロボットとAI(人工知能)などの技術を活用し、公園内を自動巡回点検する社会実験が行われた。最新技術で業務を効率化することで、人の労務負担の軽減などが期待される。(迫直往)

AI活用 維持管理効率化へ

 現地での社会実験は9日から3日間で情報システム開発会社「NTTコムウェア」(東京)が行っている。この日は四足歩行ロボットが、人が歩く程度の速さで規則正しく足を動かし、道に沿って移動。カメラで公園内の様子を撮影し、AIが画像を分析して木に負担を与えるキノコなどがないかを確認していった。

 この取り組みは、国土交通省が主導して2019年度から始まった「平城宮跡歴史公園スマートチャレンジ」の一環だ。公園内の移動の円滑化や維持管理の効率化を目指し、自動運転やVR(仮想現実)など様々な企業による実験が行われており、結果は先端技術を活用するスマートシティーの実現にも生かす。

 NTTコムウェアによると、社員が公園を点検する巡回業務に同行したところ、徒歩で1日に20キロ以上、8時間かけて移動していたほか、過去のトラブルなどの記録も分析できていない課題があることに気づいた。

 そこで業務を効率化して負担を軽減しようと、人による巡回だけでなく、ロボットやAIを活用できないかと検討を始めた。まずはドローンなどで撮影したデータを使って公園の3Dモデルを作成。カメラを取り付けたロボットに公園内を自動巡回させ、撮影した画像をAIが分析し、異常があれば3Dモデル上に表示することで、公園管理者を支援する仕組みを作り上げた。

 これまで無人電動カートを使用して公園の様子を撮影する実験も行ったが、段差などで移動できない場所も多く、課題を克服するために四足歩行ロボットが取り入れられた。今後はAIによる画像分析の精度を高めて、けが人や倒木、落ちているごみなどの情報についても把握できるように改良を重ねていくという。

 社会実験を担当する同社の丸山俊昭さんは「巡回業務の一部をロボットに任せられるいい相棒になってほしい。公園だけでなく、インフラ施設の点検などにも応用できる」と期待した。

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1901744 0 ニュース 2021/03/11 05:00:00 2021/03/11 05:00:00 2021/03/11 05:00:00 公園内を走行する四足歩行ロボット(奈良市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210310-OYTNI50069-T.jpg?type=thumbnail

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