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<聖徳太子 1400年遠忌>宝物に見る 信仰の足跡

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法隆寺で特別展

太子の生涯を描いた絵伝に見入る来場者(斑鳩町の法隆寺で)
太子の生涯を描いた絵伝に見入る来場者(斑鳩町の法隆寺で)
27年ぶりに公開された文殊菩薩騎獅像(斑鳩町の法隆寺で)
27年ぶりに公開された文殊菩薩騎獅像(斑鳩町の法隆寺で)
1400年遠忌を記念して、前倒しで開扉された救世観音像(斑鳩町の法隆寺で)
1400年遠忌を記念して、前倒しで開扉された救世観音像(斑鳩町の法隆寺で)

 聖徳太子1400年遠忌を記念して1日、斑鳩町の法隆寺大宝蔵殿で国宝や重要文化財などを含む特別展示「法隆寺の信仰と宝物」が始まった。6月30日まで。(一圓正美)

絵伝や文殊菩薩騎獅像

 展示品は国宝3点、重要文化財40点を含む計117点。太子にまつわる彫刻、絵などを集めたコーナーも設けた。目、眉毛、口などが明確な二歳像、学問を始めた頃と言われる七歳像、曲尺かねじゃくを持つ十六歳像の3体が並ぶ。生涯の事績を四季に分けて描いた絵伝が目を引く。

 そのほか、重要文化財で27年ぶりに公開された獅子の鞍上あんじょう蓮華れんげ座に座る文殊菩薩ぼさつ騎獅きし像や西円堂の十二神将のうちの4体も見応えは十分だ。大野正法しょうぼう執事長(68)は「平素お参りできない仏像を集めた。大きな節目の年に寺に伝わる宝物から信仰の足跡を追ってみた」と話している。

 東院伽藍がらん夢殿で1日から、太子等身像とされる国宝・救世くせ観音像を安置した厨子ずしの扉が開かれた(5月18日まで)。例年は11日からだが、前倒しされた。太子の一代記を描いたふすま絵のある絵殿も公開されている(9月30日まで)。

 特別展示は午前9時~午後4時半。拝観料は大人500円、小学生250円。問い合わせは法隆寺(0745・75・2555)。

「和の心」広まる法要に

4月3日から5日 コロナ対策 入場規制も

 聖徳太子の1400年遠忌の法要が3~5日、斑鳩町の法隆寺で営まれる。法要は金堂や五重塔のある西院伽藍がらんに設置された舞台である。

 法要の期間中、2歳の太子が東へ向かって南無仏と唱えると、合わせた手のひらからこぼれ落ちたとされる仏陀の遺骨「南無仏舎利」と、太子七歳像が本尊として大講堂にまつられる。

 3日の法要では、東院伽藍から、雅楽団体「南都楽所なんとがくそ」による演奏とともに、法隆寺や橘寺(明日香村)、叡福寺(大阪府太子町)など太子ゆかりの寺院の僧侶らによる御輿みこし行列が西院伽藍に向かう。その後、会場で南都楽所による舞楽の奉納などが行われる。

 4日の法要には、西大寺や興福寺、薬師寺、東大寺、唐招提寺といった南都主要寺院が参加し、僧侶が読経する。5日の法要では、南都楽所が、太子の伝承から作られた舞楽の演目「蘇莫者そまくしゃ」や、太子をたたえる雅楽などを奉納。その後、寺僧による御輿行列が西院伽藍から東院伽藍に向かう。

 新型コロナウイルス感染対策として、参拝者が密集して危険な状態と判断されれば、西院伽藍の入場を規制する。規制された場合、大宝蔵院(宝物館)と東院伽藍の参拝は無料となる。大野執事長は「太子の『和の心』をたたえ、その精神が広まるような法要にしたい」と語る。

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1955144 0 ニュース 2021/04/02 05:00:00 2021/04/02 05:00:00 2021/04/02 05:00:00 太子の生涯の事績を描いた絵伝が展示された「聖徳太子コーナー」(斑鳩町で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210401-OYTNI50043-T.jpg?type=thumbnail

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