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<聖徳太子1400年遠忌>華やかな法要 胸打つ

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法隆寺 120人の御輿行列■舞楽奉納

 斑鳩町の法隆寺で3日から始まった聖徳太子の1400年遠忌おんきの法要。新型コロナウイルス対策をしながら、御輿みこしの行列や舞楽の奉納など盛大に営まれ、境内に集まった参拝者たちは、いにしえの太子に思いをはせた。(土谷武嗣)

華やかに演じられた舞楽の奉納(斑鳩町で)=長沖真未撮影
華やかに演じられた舞楽の奉納(斑鳩町で)=長沖真未撮影
舞台に上がる僧侶ら
舞台に上がる僧侶ら

 夢殿のある東院伽藍がらんを二つの御輿をかついで出発した約120人の行列は、雅楽団体「南都楽所なんとがくそ」が奏でる雅楽の音色とともに、東大門をくぐり、会場の西院伽藍に向かった。ゆかりの寺院の僧侶のほか、かぶり物の獅子、仮面をつけた人など華やかに彩られ、参拝者は盛んにカメラのシャッターを切っていた。

 斑鳩町で生まれ育ったという会社員の田口晃さん(67)は「ここまできらびやかな法要は見たことがない。太子の存在を身近に感じた」と感激していた。

 行列が到着した西院伽藍の大講堂では、2歳の太子が合わせた手のひらからこぼれ落ちたとされる仏陀の遺骨「南無仏舎利」と、太子七歳像が、今回の法要の本尊としてまつられた。

 南都楽所は、極楽にすむとされる鳥が舞う様子を表現した舞楽「迦陵頻かりょうびん」を披露。名古屋市南区の原智恵子さん(74)は「とても華やかで美しかった。太子が広めた仏教や文化を感じた」と語った。

 法要には県内外の寺社の代表らも参列した。東大寺の筒井寛昭長老は「太子の功績を表すような盛大な法要だった」と述べ、西大寺の松村隆誉長老は「王朝絵巻を見ているような華やかさがあった」と語った。

 4日は南都の主要寺院の僧侶が参加して読経する。5日は、太子の伝承から作られた舞楽が奉納される。

和に思い 揮毫堂々 西和清陵高生

朝護孫子寺で揮毫した山口さん(左から2人目)ら(平群町で)
朝護孫子寺で揮毫した山口さん(左から2人目)ら(平群町で)

 1400年遠忌に合わせ、全国各地の寺院で3日、記念の奉納揮毫きごうがあり、県内にある聖徳太子ゆかりの寺院でも書道家らが筆を振るった。

 太子が戦勝祈願したとされる信貴山朝護孫子寺(平群町)では、県立西和清陵高2年で書道部員の山口潤李娃じゅりあさん(16)が、多くの参拝客が見守る中、本堂で筆をとった。大きな和紙(横1.4メートル、縦1.8メートル)に「和をもって貴しとす」と書き、特に「和」の文字を大きく仕上げた。山口さんは「和は仲良くすることと思う。しっかり、力強く書いた」と話した。

 太子が建てた学問修業の道場と伝わる額安寺(大和郡山市)でも、生駒市の書家山中瑞葉ずいようさん(28)が、同じ一節の作品を奉納。山中さんは、県内の寺や神社で平和を願う奉納揮毫を行っており、「太子の心に思いを寄せて書いた」と述べた。

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1959869 0 ニュース 2021/04/04 05:00:00 2021/04/04 05:00:00 2021/04/04 05:00:00 雅楽団体による舞楽の奉納(3日午後1時47分、奈良県斑鳩町の法隆寺で)=長沖真未撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210404-OYTNI50009-T.jpg?type=thumbnail

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