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強力な感染防止策必要 緊急事態など「望ましい」

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県医師会会長

 県医師会の安東範明会長は19日、6月に就任後、初の定例記者会見を開き、新型コロナウイルスの感染急拡大について、「近畿一体で考えなければならない。奈良県も近畿の他府県と足並みをそろえた強力な感染拡大防止策が必要」として、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発令が望ましいとの考えを明らかにした。(土谷武嗣)

 安東会長は、県内の新規感染者数について、昨夏の第2波までは大阪府から約2週間遅れて県内でもピークを記録していたが、昨冬の第3波以降は大阪府と同時期にピークになるように変化したとし、「『大阪から感染者が来る』などと言っている状況ではなく、近畿一帯が同じ状況と考えられる。県民へのメッセージ性や飲食店などへの補償の面からも、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が望ましい」と述べた。

 感染力の強いインド由来の変異ウイルス「デルタ株」では、マスクはウレタン製ではなく、不織布が望ましいとし、ソーシャルディスタンスやマスク着用、手洗いの基本的な感染対策の徹底を求めた。さらに、県民に対して、「ここまで我慢してきたことに感謝」と述べた上で、「不要不急の外出自粛が必要。ワクチン接種で11月頃には状況が変わると思う。もうしばらく我慢してほしい」と訴えた。

 重症化を防ぐための「抗体カクテル療法」は1回の点滴投与で重症化を約7割減らせ、重症病床の 逼迫ひっぱく を防ぐ効果があると説明。国は20万回分を調達予定とするが、残量がわからなければ使い方の議論ができないとして、国に使用量や残量を公表するよう求めた。

過去最多 173人感染

 県と奈良市は19日、10歳未満~70歳代の男女173人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の新規感染者数は2日連続で過去最多を更新し、3日続けて100人を超えた。県内の感染者数は計1万845人(大阪府などの発表分を除く)となった。

 県内で直近1週間(19日まで)の人口10万人あたりの感染者数は68・87人に達し、国の基準で状況が最も深刻な「ステージ4」(25人以上)を大幅に上回っている。発表によると、大和郡山市の40歳代男性と上牧町の50歳代女性、奈良市の20歳代男性が中等症のほかは、いずれも軽症か無症状。

 現在運用中の新型コロナ専用病床(448床)の使用率は63%で、うち重症病床(34床)は24%、軽症者向けの宿泊療養ホテル(711室)は63%。入院などを待つ自宅療養者らは前日より57人多い420人。

 ワクチンの接種状況は18日現在で、全年代で1回目の接種を受けた人は46・7%、2回目は37%、このうち65歳未満で1回目の接種を受けた人は27・4%、2回目は14・6%となった。

免許センターなどクラスター認定

 県警は19日、五條署(五條市)と吉野署(大淀町)、運転免許センター(橿原市)で新型コロナウイルス感染が拡大し、県からクラスター(感染集団)に認定されたと発表した。

 発表によると、吉野、五條署では、7~11日の間に警察官計22人の感染が判明した。吉野署が逮捕した男性容疑者が感染しており、取り調べを担当した署員や留置した五條署の署員にも、感染が広がったという。

 運転免許センターでは運転免許課の警察官ら計9人が感染。電話の共用などにより感染が広まったと考えられるという。今のところ来所者の感染は確認されていない。免許更新などの業務は継続しているが、技能試験を一時停止している。

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