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東大寺収蔵品 時超える美

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ミュージアム10周年 絵巻や模刻像展示

 東大寺(奈良市)は東大寺ミュージアム開館10周年を記念し、寺宝の「華厳五十五所絵巻」(国宝、12世紀)、法華堂の秘仏「 執金剛神立像しゅこんごうじんりゅうぞう 」の復元模刻像2体を同館で展示している。

公開されている華厳五十五所絵巻(前半の一部分)(奈良市で)
公開されている華厳五十五所絵巻(前半の一部分)(奈良市で)

 華厳五十五所絵巻は、平安時代末~鎌倉時代初めに作られた全長約13メートル、幅約30センチ・メートルの絵巻。インドの裕福な家に生まれた善財童子が、文殊 菩薩ぼさつ の勧めで各地を歴訪し、高僧や賢人、仙人、遊女、子どもといった人々に教えを請い、最後に普賢菩薩のもとで悟りを得るという華厳経の教えを視覚化したもので、かつては54場面を収めていたという。

 現在、東大寺には37場面が残っており、前半(21日まで)と後半(22日~11月16日)で巻き替えを行い、約6・5メートルずつ展示する。

 また、法華堂に創建当初からまつられているという執金剛神立像(国宝、奈良時代)は、高さ約1・7メートルの土で作られた塑像。仏教を守護する神で、毎年12月16日だけ公開されている。

公開された執金剛神立像の模刻像(右は復元彩色、左は現状彩色)(奈良市で)
公開された執金剛神立像の模刻像(右は復元彩色、左は現状彩色)(奈良市で)

 復元模刻像は、東京芸術大などの専門家が約10年前から科学的な調査を行い、天平時代の技法を再現して制作した実物大の塑像に、制作当初に近い染料や顔料を用いて極彩色の文様を施した。もう1体は研究用に乾漆の技法で制作し、現状を映した彩色が施されている。今年3月に東京芸大から寄贈され、来年3月21日まで公開する。

 東大寺ミュージアムは2011年10月、寺が所蔵する仏像、彫刻、絵画、工芸、文書などの収蔵、研究、発信を担う東大寺総合文化センター内に開館。教学執事の上司永照さんは「色鮮やかな復元模刻像と、(常設展示の)天平時代の仏像とが同じ空間で見られる貴重な機会。仏様に込めた人々の思いを感じてほしい」と話す。

 原則無休。開館時間は午前9時30分~午後5時30分(11月~3月は午後5時まで)。拝観料は中学生以上600円、小学生300円。

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2419133 0 ニュース 2021/10/05 05:00:00 2021/10/05 05:00:00 2021/10/05 05:00:00 公開された華厳五十五所絵巻(部分)(奈良市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/10/20211005-OYTNI50006-T.jpg?type=thumbnail

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