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6日公開 大型八角墳を完全復元


斉明天皇らが葬られたとされる明日香村の国史跡・
同古墳は対辺長約22メートル、高さ約5メートルの八角墳。2人が葬られたとみられる石室があり、2010年の調査で南東に接して1辺約10メートルの方墳・
斉明天皇と娘・
総事業費約5億円の整備は、古墳の保護と活用に向けて18年1月に着手した。
牽牛子塚古墳は、3段築成の八角墳を復元。凝灰岩ブロック(長辺60センチ、短辺45センチ、厚さ3センチ)約2500枚で外装を施した。墳丘内の石室は開口部から見学もできる。また、越塚御門古墳には覆い屋を設け、石室を露出展示。墳丘を造るために土を突き固めた「版築」の断面も見られる。
いずれも見学無料。村教委の小池香津江・文化財課長は「古墳を恒久的に保存し、創造的な復元をした。日本書紀の世界を体感してほしい」と話している。問い合わせは同課(0744・54・5600)へ。