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明訓 教室で心一つに

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 「自分の普通と他人の普通~みんな違う。だから確認。~」

 今年2月、新潟明訓の教室の一室では、道徳の授業を思わせるようなスライドが映し出されていた。実際には、これは授業ではなく、野球部のミーティング。選手たちは練習着のまま机に向かい、真剣なまなざしでペンを走らせた。

 2019年に監督に就任した島田修監督によるミーティングは、長い時は3時間にも及ぶ。グラウンドでの練習を削ってまで時間を費やす理由について、「70人が一つの方向を向くこと自体が困難。それでもチームを一つにまとめるため、定期的に確認させる必要がある」と説明する。県内屈指の強豪も、12年を最後に夏の甲子園から遠ざかる。復活への第一歩として、島田監督はミーティングの重要性を実感している。

 昨秋の北信越大会終了後のミーティングでは、強豪・敦賀気比(福井)に敗れた準々決勝のスコアブックを持ち出した。終盤まで3点をリードしながら追いつかれて延長の末に敗れた展開を例に取り、「ほとんどの試合で終盤に点を取られて競り負けている」と指摘。選手たちに課題を克服するように訴えた。

 しばらくして、選手たちは「九回二死二塁」といった場面をケージ裏に置いたホワイトボードに記し、打撃練習に取り組むようになった。「追い込まれた状況での守備や打撃を想定して練習している」と、主将の阿部瞬之介(3年)。今春の北信越大会準決勝の新潟産大付戦では終盤に突き放し、春の県大会覇者を破って決勝に進んだ。

 島田監督が就任時に入部してきた選手たちは最上級生となった。飯浜友翔(3年)と柳下祐希(3年)の2枚看板に加え、けがから復帰した高木雄哉(3年)が攻守にわたってチームを引っ張る。「目標は8強」と控えめだが、指揮官の目指す野球は着実に浸透している。

再起誓う強豪 中越・日本文理

 過去11度の夏の甲子園出場を誇り、昨夏の独自大会も制した中越。昨秋、今春の県大会は8強止まりと十分に力を発揮できずに敗れた経験から、日誌を有効活用してミーティングも増やすなどして問題点を明確にしてきた。

 夏の甲子園10度出場の日本文理は春の県大会4回戦敗退。打力強化のため、スイングスピードを計測して連日600球近く打ち込んできた。打者は力をつけてきており、1メートル85と体格に恵まれた右腕の田中晴也(2年)がカギを握る。

 中越、日本文理の両者は順当に勝ち上がれば、3回戦で激突する。

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2191203 0 群雄割拠の夏 有力校の今 2021/07/09 05:00:00 2021/07/09 05:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210708-OYTAI50016-T.jpg?type=thumbnail

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