塩沢4大織物でこいのぼり 来月から展示 塩沢商工高生徒が制作

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こいのぼりの完成を待つ南雲館長(南魚沼市の塩沢つむぎ記念館で)
こいのぼりの完成を待つ南雲館長(南魚沼市の塩沢つむぎ記念館で)

 国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されている「越後上布」や、「塩沢つむぎ」など塩沢4大織物を使った手作りのこいのぼりづくりが、南魚沼市の塩沢商工高校で進められている。完成した作品は、生地を提供した地元の塩沢つむぎ記念館で3月半ばから展示されるほか、10月に新潟市で開かれる全国産業教育フェアにも出品される予定だ。

 こいのぼりづくりは、地場産業の発展や地域活性化を模索し、2年前には塩沢織物を使ったひな人形も制作した記念館と、制作を希望する高校の考えが一致。昨年5月に準備が始まった。

 近くの住民が孫のために購入したこいのぼりを参考に、南魚沼市塩沢の障害者施設の利用者が下絵を描き、同高家庭部の生徒が生地を裁断。部員15人で放課後に縫製作業を続けている。

 吹き流しには「夏塩沢」、マゴイは「本塩沢」、ヒゴイは「塩沢紬」、2匹の子ゴイには「越後上布」と、計約500万円相当の伝統ある絹や麻の生地をふんだんに使用。コイが親子と分かりやすくするために、子ゴイの一部に親ゴイの生地を使うなど、生徒のアイデアによる工夫が凝らされている。

 同高2年の荒井雄斗部長(17)は「貴重な体験で、生地の手触りもよかった。一枚一枚手作りしたウロコを、皆さんにも見てほしい」と話していた。

 記念館の南雲正則館長(66)は、「3月半ば以降は、こいのぼりとひな人形を一緒に展示する期間もあるので、機織り体験も含めて見に来てほしい」と呼びかけていた。

 記念館の開館時間は午前9時~午後5時。問い合わせは、同館(025・782・4888)。

423758 1 ニュース 2019/02/05 05:00:00 2019/02/05 05:00:00 2019/02/05 05:00:00 塩沢4大織物を紹介する南雲館長(南魚沼市の塩沢つむぎ記念館で)=内田健司撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/02/20190204-OYTNI50071-T.jpg?type=thumbnail

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