揚げ出し車麩全国最優秀 三条の居酒屋が開発
完了しました


三条市特産の
今回で10回目を数えるお弁当・お惣菜大賞には、22部門に計4万2549点の応募があり、惣菜部門には最多の5341点がエントリーした。
Gorgeou麩は、揚げ出し豆腐ならぬ「揚げ出し車麩」。食べると、麩の中に閉じ込められたかつおだしのうま味が口の中に広がる。車麩特有のもっちりした食感も楽しめる。
使用する車麩は、同市本町の「川瀬製麩」が手作りする上質な「白焼麩」。なめらかな舌触りが特徴で、「煮崩れしにくい」と根本さんもほれ込む。
開発の際は味付けや食感にこだわり、発案から販売まで約4年を費やした。ようやく19年7月に販売にこぎ着けたが売れ行きはなかなか伸びず、根本さんは「やめようと何度も思った」と振り返る。
そんな時にコンテストの存在を知り、「評価されれば商品の良さが伝わるのでは」と初出品。受賞を知らせる電話に根本さんは、厨房で泣き崩れたという。受賞後はテレビ番組などでも取り上げられ、現在は根本さんの狙い通り、完売が続く。
根本さんと川瀬製麩の川瀬貴行さん(43)は3日、滝沢亮市長に受賞を報告。試食した滝沢市長は「軟らかいけれどかみ応えもある。おいしい」と太鼓判を押していた。根本さんは今後も、車麩を使った新商品を考案する予定で、「魅力をもっと広く伝えたい」と意気込んでいる。
今回のコンテストであづみ家は、車麩をたこ焼き風味に仕立てた商品「