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カードで遊び 佐渡学ぶ 新潟の商社「知域王」

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佐渡バージョンの「知域王」。寒ブリやトビシマカンゾウ、鬼太鼓など地域色豊かな地域カードが並ぶ
佐渡バージョンの「知域王」。寒ブリやトビシマカンゾウ、鬼太鼓など地域色豊かな地域カードが並ぶ
ゲームを楽しむ開発担当の田宮さん(左)と渡辺市長(左から2人目)ら(15日、佐渡市役所で)
ゲームを楽しむ開発担当の田宮さん(左)と渡辺市長(左から2人目)ら(15日、佐渡市役所で)

 地域の魅力を楽しみながら学べるカードゲーム「知域王」を新潟市中央区の総合商社「愛宕商事」が製作し、第1弾の佐渡バージョンが28日に発売される。教育や旅行、医療福祉事業などを手掛ける同社が、郷土愛を育み、地域の活性化につなげようと、初のゲーム製作に取り組んだ。第2弾は新潟市が予定されており、同社は「全県、全国にも広げ、地域を元気にしたい」とアピールしている。

 佐渡市では、高校を卒業すると9割以上の若者が島を離れてしまう。「知域王」は、若者や子供にゲームを通して楽しみながら自分のふるさとの魅力を再認識・再発見してもらうことで、将来のUターンにつなげたいとの狙いがある。

 対象年齢は6歳以上で2~6人で遊べる。山札から場に並べられた地域カードを、手札のナンバーカードを使って取り合い、集めたカードの色やマークなどで得られるポイントを競う。ルールの解説動画は専用サイトにアップする。

 地域カードは、「グルメ」「景観・観光」「歴史・伝統」「アラカルト」の4テーマ48種類と、ゲーム性を高めるイベントカードなどがある。

 佐渡の地域カードは、寒ブリ、尖閣湾、道遊の割戸、田んぼアートなど。カードには写真やイラストのほか、説明文を添えてあり、裏面のQRコードを読み込むと、さらに深く調べられるよう工夫されている。「金山セット」など、カードの関係性によって高得点が得られる「ご当地役」を設け、地域にある様々な題材のつながりも覚えられるようにした。

 知域王の製作を担当したのは、ボードゲームが趣味という同社教育事業部の田宮翔さん(28)。製作のため月に1、2回、佐渡出張を繰り返し、「改めて佐渡が好きになった」と話す。「佐渡にはいい題材があり過ぎて何を削るかで苦労した」と振り返り、「出来は最高」と満足げに話した。

 市や市教育委員会などが、題材選びや写真提供などで協力。日本各地の民話などに登場する三大名タヌキの一つ、佐渡の「団三郎たぬき」を取り上げたカードには、市立新穂小学校の児童が描いた絵が採用された。

 15日には、小学生の地域学習に役立ててもらおうと、知域王600個が佐渡市に寄贈された。新型コロナウイルス禍の「巣ごもり」需要でカードゲームやボードゲームの人気が高まる中、同社の高橋克郎社長は「人々のコミュニケーションに貢献できるものになっている。アナログなゲームは子供たちにとって新鮮では」と自信をのぞかせた。ゲームを体験した渡辺竜五市長は「子供たちが佐渡を身近に感じ、学ぶきっかけになる。戦略が必要で面白い」と笑顔で楽しんでいた。

 寄贈された知域王は、市内の小学校全22校に配られた。同社は、市内で地区大会やチャンピオン大会を開いて普及を図るほか、3年ごとに改訂版を出して情報を更新。他の地域版の製作にも取り組むという。

 佐渡市の観光関連施設などで1個2500円(税込み)で販売。問い合わせは、同社教育事業部(025・228・4155)へ。

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2015623 0 ニュース 2021/04/28 05:00:00 2021/04/28 05:00:00 2021/04/28 05:00:00 地域カードとナンバーカードで遊ぶ「地域王」 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210427-OYTNI50011-T.jpg?type=thumbnail

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