読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

向攻めて雪辱 柔道混合団体「銀」 波乱の初戦 流れ一掃

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

柔道混合団体決勝、フランスのアクセル・クレルジェ選手(右)と対戦する向翔一郎選手(31日、日本武道館で)=竹田津敦史撮影
柔道混合団体決勝、フランスのアクセル・クレルジェ選手(右)と対戦する向翔一郎選手(31日、日本武道館で)=竹田津敦史撮影

 日本武道館(東京都千代田区)で31日に行われた東京五輪柔道の混合団体に、県勢の向翔一郎選手(25)(ALSOK)が初戦の準々決勝から3試合全てに出場し、日本の銀メダル獲得に貢献した。今大会では、県勢初のメダリストとなった。

 男子90キロ級でメダルに届かなかった向選手にとって、雪辱を期した混合団体。見せ場はいきなりやってきた。

 初戦の準々決勝、ドイツ戦。今大会個人種目で金メダルの阿部 うた 選手(21)、大野将平選手(29)が立て続けに敗れる波乱の展開で出番が回ってきた。同じ90キロ級で今大会銀メダルのエドゥアルド・トリッペル選手に対し、個人種目とは打って変わって積極的に攻めた。足技や投げ技を仕掛けると、相手は防戦一方に。開始2分半過ぎ、背負い投げで技ありを奪ってそのまま勝利し、チームの戦績をタイに持ち込んだ。

 向選手は個人種目で3回戦で敗退となった後、報道陣には気丈に対応したが、控室に戻って号泣したという。「あいつにメダルを取らせる」と井上康生監督に与えてもらった混合団体のチャンスで、監督の思いに応えないわけにはいかなかった。チームに勝利をもたらして悪い流れを一掃し、井上監督から背中をポンとたたかれると、頬を緩めた。

 向選手は高岡第一高時代、高校の恩師が亡くなった直後の大会の団体戦で、「 先鋒せんぽう で出て全員倒し、決勝まで1人で勝つ」と仲間に伝えたという熱い心の持ち主だ。この日の混合団体は準決勝にも勝利。決勝では敗れて、チームも金メダルには届かなかったものの、銀メダル獲得に貢献した。

 「個人戦で思うような結果が残せなかったので、団体では少しでもみんなのために戦いたかった」と向選手。個人戦の悔しさを乗り越え、最後まで戦い抜いた姿は多くの人々の胸に刻まれただろう。(梅林澄人)

無断転載・複製を禁じます
スクラップは会員限定です

使い方
2251536 0 ニュース 2021/08/01 05:00:00 2021/08/01 05:00:00 2021/08/01 05:00:00 柔道混合団体決勝、フランスのアクセル・クレルジェ選手(右)と対戦する向翔一郎選手(31日、日本武道館で)=竹田津敦史撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210731-OYTNI50034-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)