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愛好家つなぐ「会津街道」古地図調べルート探す

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岩を切り開いて作られた会津街道を散策する会津街道部会のメンバーら(9月25日午前9時49分、魚沼市大白川で)
岩を切り開いて作られた会津街道を散策する会津街道部会のメンバーら(9月25日午前9時49分、魚沼市大白川で)
管理用道路として整備されている会津街道。道中には険しいところも
管理用道路として整備されている会津街道。道中には険しいところも

 文化庁の「歴史の道百選」に選ばれている「会津街道― 六十里越ろくじゅうりごえ 」を多くの人に知ってもらおうと、魚沼市の歴史愛好家らでつくる調査研究グループ「会津街道部会」が現地調査を進めている。関係者らは「古くから福島と新潟の人が行き来した大切な道。多くの人から関心を持ってもらい、後世に伝えていきたい」と意気込んでいる。

 六十里越は魚沼市と福島県只見町との間にある峠。雪崩や落石の恐れのある冬期間は現在も閉鎖され、実際の距離(六里)の10倍の長さに感じられることから名付けられたと言われる。それでも、「会津街道―六十里越」は戦国時代の頃から軍用道路として使用され、上杉景勝や直江兼続も通ったといい、魚沼地方の特産品・麻織物の原料である 青苧あおそ が奥会津地方から運ばれる際にも使われたという。

 登山を趣味にする魚沼市佐梨、印刷会社社長清塚正伸さん(79)は約40年前、六十里越付近で登山中に会津街道の痕跡を見つけ、古地図や史料を調べながら、ルートを探してきた。2019年に「会津街道―六十里越」が歴史の道百選に選ばれたことを機に、昨年末に調査結果をまとめた冊子を作成。依然分からない道も多く、歴史愛好家や登山仲間に声をかけて、9月に会津街道部会を設立した。

 同月下旬には、メンバー約10人が集まり、「会津街道―六十里越」の一部を散策した。長岡市宮内、無職佐野隆重さん(64)は「岩盤に残る道筋を通り、昔の道筋を発見することは楽しかった」と喜んでいた。

 今後は正確なルートが分からない山道の探索などを進める予定で、清塚さんは「道路は人が歩くことで維持される。多くの人が関心を持ち、歩き続けることで会津街道が伝わるようにしたい」と話している。

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2441612 0 ニュース 2021/10/14 05:00:00 2021/10/14 05:00:00 2021/10/14 05:00:00 岩を切り開いて作られた会津街道を散策する人々(9月25日午前9時49分、魚沼市大白川で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/10/20211013-OYTNI50019-T.jpg?type=thumbnail

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