豪族の居館跡 宇佐で発見 小部遺跡、30日に一般公開

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

小部遺跡で見つかった豪族居館跡
小部遺跡で見つかった豪族居館跡

 宇佐市教委は、市内の「小部こべ遺跡」で古墳時代に一帯を支配した豪族の居館跡が発見されたと発表した。周辺には同時期の古墳があり、関連を推察できる居館跡が見つかるのは珍しいという。30日に一般公開される。

 小部遺跡は宇佐市の上乙女と荒木にまたがる約2ヘクタールの集落跡。1983年度から発掘調査が始まり、古墳時代前期(3世紀後半~4世紀)の土器片などが出土した。その後の調査で、全長約200メートルの環溝跡が発見された。

 今回の調査は、遺跡内の民有地で宅地開発の計画があることから、市教委が3、4月に緊急に実施。遺跡の中心付近で南北約8メートル、東西約6メートルの大型掘立柱ほったてばしら建物跡が見つかった。20か所の柱穴が確認され、直径約20センチと約30センチの円柱を立てたとみられるという。

 現場から3キロ離れた県立歴史博物館の敷地内には古墳時代の「赤塚あかつか古墳」があり、発掘調査を指導した福岡大の武末純一教授(考古学)は「居館で儀式を行っていた豪族が葬られた可能性が高い」としている。

 今回の発見を受け、市教委は現場を保存する方針を固めた。地権者の同意を得た上で、国史跡の指定を目指す。

 一般公開は30日午後2時から1時間。周辺が住宅地で公共駐車場がないため、市教委は近くの教覚寺駐車場の利用を呼びかけている。参加無料。問い合わせは市教委社会教育課(0978・27・8199)へ。

無断転載禁止
660881 0 ニュース 2019/06/28 05:00:00 2019/06/28 05:00:00 2019/06/28 05:00:00 小部遺跡の発掘現場で見つかった豪族居館跡=河村輝樹撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/06/20190627-OYTNI50034-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

 


東京オリンピックパラリンピックオフィシャル新聞パートナー

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
The Japan News
発言小町
OTEKOMACHI
ささっとー
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ