児相、家庭立ち入り訓練 虐待防止へ県警と
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児童虐待が疑われる家庭への対応を想定した訓練が22日、大分市福宗の県警察学校で行われ、県警や児童相談所(児相)の職員ら約60人が参加した。
児童虐待防止法に基づいて、虐待の疑いのある家庭を訪問する「立入調査」と、保護者が面会を拒否したため裁判所の許可状を得てから強制的に調査する「臨検捜索」の二つを実施。児相の職員が、母親とその内縁の夫に
虐待に関する通告を受けた場合、児相職員は48時間以内に子どもの安全を確認している。県中央児相の安藤覚所長は「児相の職員だけでは難しい時もある。これからも警察など関係機関と連携を密にしていきたい」と話した。
今年1~10月に県警が受けた児童虐待に関する相談や通報は505件に上っている。
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