9万年前の埋没樹木? 阿蘇山火砕流で 有田川

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埋没樹木について説明する行時館長
埋没樹木について説明する行時館長

 約9万年前の阿蘇山大噴火に伴う火砕流によって埋もれたとみられる100本以上の樹木が、日田市羽田の有田川で見つかった。市によると、火砕流で生じた埋没樹木の可能性が高く、市内での発見は3例目となる。

 市が14日、保管場所の市森林組合(日田市庄手)で、報道機関向けの説明会を開いた。昨年11月末、河川の改修工事中、川底から掘り出された。樹木の一部に焼け焦げた跡や硫黄が残っていた。県教委文化課が周辺の地層を調べ、「阿蘇山火砕流による堆積たいせき物にほぼ間違いない」と判明した。

 発掘物のうち、幅2・5メートル、長さ5メートルの樹木など11点を国立科学博物館の筑波研究施設(茨城県つくば市)に送る。樹種の鑑定や花粉の痕跡などを分析し、当時の環境について調査・研究を進めるという。

 日田市立博物館の行時志郎館長(56)は「約9万年前の日田の様子が再現され、観光資源としても役立つことを期待している」と話した。28日午前10時~午後2時には、同組合で一般向けの見学会を開く。事前申し込み不要。問い合わせは博物館(0973・22・5394)へ。

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1279004 0 ニュース 2020/06/16 05:00:00 2020/06/16 05:00:00 2020/06/16 05:00:00 埋没樹林について説明する行時館長(日田市森林組合で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/06/20200615-OYTNI50006-T.jpg?type=thumbnail

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