高校野球独自大会 きょう開幕

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 新型コロナウイルスの影響で中止となった全国高校野球選手権大分大会に代わる独自大会「2020県高校野球大会」が14日、大分市の別大興産スタジアムで開幕する。43チームが熱戦を繰り広げ、日程が順調に進めば、31日に決勝が行われる。

 感染防止対策として、全校が集まる開会式は中止。開幕戦で戦う日田林工と国東だけで開始式を行う。観客は選手の家族や控え選手らに制限する。

 昨年覇者の藤蔭は16日に登場。8月の甲子園交流試合に出場する明豊は17日、大分商は20日にシード校として初戦に臨む。

 大会に出場する43校はそれぞれの思いを胸に練習を重ねてきた。

◆豪雨影響で練習中断 日田林工

 九州を襲った記録的な豪雨で筑後川が氾濫した日田市では、日田林工の選手たちが不安な気持ちを切り替え、開幕戦に臨む。

 学校は浸水被害を免れたが、雨の影響で練習は6日から中断。天候が落ち着いて練習を再開した9日は、主将ら先発メンバー4人を含む約10人が浸水や土砂崩れが起きた地域に住んでおり、参加できなかった。

 選手たちは校舎で黙々と素振りやランニングをこなしていた。射場尚隆監督は「大会に向け、本来は気持ちを高めていく時期なのだが」と選手に気を配る。

 九重町から通う左藤優弥主将(3年)は「大会直前で大変だが、チームの状態は良くなってきている。新型コロナや豪雨で苦しい中、プレーでみんなを元気にしたい」と切り替え、選手宣誓を行う。

◆アプリ活用し練習量共有 大分東明

 大分東明(大分市)は新型コロナウイルスの影響による休校期間中、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を活用して自主練習に励んだ。

 「片足ジャンプスクワット20×5」「腕立て500回」「素振り700回」――。選手全員が入ったラインのグループトークには、約3か月間の一人一人の練習メニューが並ぶ。

 ポジションごとに毎日、内容や感想を報告した。練習量を共有することで、選手間に自然と競争心が生まれたという。遊撃手の三宮完太選手(3年)は、3月2日の休校初日から「体を作る良いチャンス」ととらえ、筋トレを中心に1日2時間の練習を続けた。

 チームを率いる河野雄監督は「うまいチームではなく、頑張ったチームが勝つのが夏だ」と力を込める。

◆優勝イメージ 一体感強まる 臼杵

 臼杵(臼杵市)は、「甲子園出場」を決めてピッチャーマウンドで喜ぶ瞬間を想像し、練習開始前に再現する「予祝」を取り入れている。

 良いイメージを維持してプレーするメンタルトレーニングの一種。2年ほど前に阿部知巳監督が県高野連の講習会でトレーナーから話を聞き、「夏で勝てるチームに必要」と導入した。

 選手たちも「チームの一体感がどんどん強くなる」と手応えを感じている。新型コロナ対策で間隔を空け、一人一人が拳を突き上げて喜ぶスタイルに変えた。内藤涼賀主将(3年)は「目標は優勝しかない」と独自大会での再現を目指す。

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1339355 0 ニュース 2020/07/14 05:00:00 2020/07/14 05:00:00 2020/07/14 05:00:00

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