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内視鏡検査時の飛沫防ぐ 装置を製品化 新型コロナ

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「内視鏡専用エアロゾルボックス」の説明をする佐上医師
「内視鏡専用エアロゾルボックス」の説明をする佐上医師

 内視鏡検査をする医療従事者を新型コロナウイルスの飛沫ひまつ感染から守る「内視鏡専用エアロゾルボックス」を、大分三愛メディカルセンター(大分市)と大分大医学部、電子機器メーカー「デンケン」(由布市)が共同開発した。45センチ四方の箱形のアクリル板で、県内外の病院が導入を始めているという。

 患者の頭部を覆うことで飛沫を防ぐ。センターの消化器内科部長・佐上亮太医師が4月初旬に考案し、デンケンが約4か月で製品化にこぎつけた。

 前面の板には逆流防止弁がついた穴が設けてあり、通した内視鏡を患者の口に差し込み、検査を進める。穴は三つあり、患者の口の高さに合わせて選べるため、内視鏡の操作に影響はないという。

 8月7日に大分市内で記者会見した佐上医師によると、内視鏡検査では患者が挿管時にせき込んだり、くしゃみをしたりしてウイルスが拡散することで、感染リスクが高まる。コロナ禍の中、全国の医療機関では検査件数が大幅に減少しているという。

 がんの発見が遅れるなど、治療への影響も危惧されている。佐上医師は「検査の減少で、見つかるはずの病気が見逃される事態は避けなければならない。院内感染を防止しつつ、適切な治療ができるようにしていきたい」と語った。

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1450368 0 ニュース 2020/09/03 05:00:00 2020/09/03 05:00:00 2020/09/03 05:00:00 「内視鏡専用エアロゾルボックス」の説明をする佐上医師 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/09/20200902-OYTNI50020-T.jpg?type=thumbnail

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