乾シイタケ今年初入札 大分
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全国一の生産量を誇る県産
昨年より約3トン少ない約15トンが出品された。県内外の卸売業者28社の担当者が参加し、競り人の呼びかけに応じて威勢の良い声で落札していった。入札会の前には、組合の敷地内にある椎茸神社で広瀬知事らが玉串をささげ、新型コロナウイルスの終息とシイタケの豊作、生産者らの安全を祈願した。
組合によると、暖冬の影響で今年度の集荷量は500トンを切り、過去最低の水準になる見通し。感染拡大に伴う飲食店の休業や学校の休校の影響で需要が低迷し、価格も落ち込んだという。
青野浩志組合長は「コロナの影響で厳しい状況だが、巣ごもり需要や子育て世代を狙った新たな消費拡大をPRしていきたい」と期待を込めた。
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