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奇に満ちた恋人の聖地

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 新見市の県指定天然記念物の満奇洞まきどう=写真=に足を運んだ。江戸時代末期、猟師が獲物を追っていて発見したという鍾乳洞。1929年、歌人の与謝野晶子が「奇に満ちた洞」と詠んだことから命名され、横溝正史の小説を映画化した「八つ墓村」のロケ地としても知られている。

 洞内の総延長は約450メートル。年間15度前後で夏でも肌寒い。鍾乳石が発達し、膝を曲げなくては進めない場所があると思えば、迷路のように二股に分かれたり、行き止まったりと様々な表情を見せる。

 棚田のようなあぜ石が連なる「千枚田」、巨大な空間に鍾乳管やつらら石が見られる「竜宮橋」。いずれもLED照明でライトアップされ、幻想的な雰囲気を醸し出す。2019年には「恋人の泉」が観光スポットの恋人の聖地に選定された。

 洞内のあちらこちらで見られる、自然の造形美。私も一首、詠みたくなった。(黒川武士)

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1961236 0 令和百景@岡山 2021/04/05 05:00:00 2021/04/05 05:00:00 2021/04/05 05:00:00 幻想的な雰囲気に包まれた満奇洞(新見市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210404-OYTAI50005-T.jpg?type=thumbnail

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