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新劇場 にぎわい創出へ<表町商店街>

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市民会館+文化ホール

建設が進められる岡山芸術創造劇場(岡山市北区の千日前地区で)
建設が進められる岡山芸術創造劇場(岡山市北区の千日前地区で)
劇場入り口のイメージ図(岡山市提供)
劇場入り口のイメージ図(岡山市提供)
岡山芸術創造劇場の大劇場イメージ図(岡山市提供)
岡山芸術創造劇場の大劇場イメージ図(岡山市提供)

 岡山市表町商店街の南端の千日前地区で、2年半先の2023年夏頃の開館を目指し「岡山芸術創造劇場」の建設工事が進む。岡山市民会館(北区丸の内)と市民文化ホール(中区小橋町)の機能を引き継ぐ施設で、基本理念は「魅(み)せる」「集う」「つくる」。市民を含めた新たな芸術を創り出す<新装置>に、同商店街のにぎわい創出への期待も集まる。

市民活動発表の場にも

 地上6階、地下2階建て、延べ約1万9660平方メートル。阪神甲子園球場のグラウンド面積(約1万3000平方メートル)の約1.5倍。約1750席の大劇場と約800席の中劇場のほか、大、中小の練習室やギャラリーなどが入る。

 建設主体は、地権者らでつくる市街地再開発組合。設置者となる岡山市が、235億円で買い取ることになっている。国の交付税を受けられる合併推進債を活用できるので、市の実質負担は約130億円だ。

 市の担当課によると、大劇場はオペラやミュージカル、ロックのコンサートなど興行の舞台、中劇場は演劇やコンサートなど市民の文化活動の発表の場を想定している。表町商店街の北端にある「岡山シンフォニーホール」はクラシック演奏に適したホールなので、すみ分けは可能だ。

 劇場北側の高層ビル(20階建て)も同組合が建設している。一部に劇場関係の施設が入るが、その他は商業施設やオフィス、分譲マンションになる。分譲マンションは84戸分あり、地域の人口増にも一役買う。

 現在の市民会館は1963年、市民文化ホールは76年の建築で、両施設とも耐震化など大規模改修が必要になっており、2012年に高谷茂男・前市長が併設、移転の方針を表明した。これが、岡山芸術創造劇場建設の出発点となる。

 引き継いだ大森雅夫市長のもと、市による有識者や市民の意見募集が行われ、16年までに基本構想や建設地が決まり、18年に地上6階建てなど現在の形に計画概要が決まった。19年末に着工し、名称も昨年9月、正式決定した。

岡電整備 需要増見込む

 岡山電気軌道の延伸で、岡山市は昨年2月、東山線の西大寺町と清輝橋線の大雲寺前の両電停付近を結ぶ区間の優先的整備方針を決めた。新劇場を囲むようなコースになるので、需要増が見込めるなどが理由だ。事業費負担の割合や開通時期などは定まっていないが、現在、測量や設計などは進められている。

 表町商店街連盟は新劇場開館と同時期の開通を希望しており、2月に入って市や市議会に要望書を提出した。同連盟の長谷川誠理事長(62)は「空き店舗への新規出店の動きがみられ、新劇場への期待が感じられる」と話す。

 加えて、近くの川崎病院跡地では、22年4月に倉敷市内から新築移転する川崎医療短期大学新校舎の建設が進んでいる。教職員と学生を合わせた数は500人を超える。こちらの新たな需要にも、同商店街は期待をかける。(滝沢清明)

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1847445 0 New門@岡山 2021/02/17 05:00:00 2021/05/24 14:37:15 2021/05/24 14:37:15 建設が進められる岡山芸術創造劇場(岡山市北区の千日前地区で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210216-OYTAI50023-T.jpg?type=thumbnail

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