スゴイ北房 子ども発信

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 ◇真庭のミュージカルグループ

 ◇DVD制作、今月完成へ

 真庭市・北房地域の児童や園児らでつくるミュージカルグループが、県内屈指の生息数というホタルや国指定史跡の古墳、カルスト台地にある鍾乳洞など、地元の魅力を発信するDVDの制作に取り組んでいる。希望のあったメンバー10人と保護者らが史跡などを巡る様子を収録。今月中旬の完成を目指し、子どもたちは「北房の良さを多くの人に伝えたい」と張り切っている。(根本博行)

 オリジナルの歌や踊りを通してホタルや自然の保護を訴えている「北房ホタルっ子ミュージカル」。主宰する坂本信広さん(53)(同市上呰部)が、由緒ある史跡や自然を映像に収めて手軽に見てもらうことで郷土愛の向上や地域のPRにつなげようと企画し、ホタルや古墳に詳しい郷土史家ら3人を講師に1月19日、車を使って地域を巡り、収録を行った。

 撮影場所は、ホタルが飛び交う備中川沿いの公園や全長900メートルという鍾乳洞「諏訪洞」、金環や金糸、刀の装具などが出土した定東塚・西塚古墳(7世紀)など6か所。子どもたちは洞内や古墳に入るなどして説明を聞き、イベント会社経営・谷本吉照さん(38)(同市上水田)と坂本さんがその様子をビデオで撮影した。

 全長45メートルの前方後方墳と63メートルの前方後円墳が並ぶ荒木山古墳(3~4世紀)では、「これだけ大きな古墳は近辺を探してもない。それぐらい立派な人が住んでいた」といった説明に子どもらはびっくり。3段墳丘と2段の基壇を持つ大谷1号墳(7世紀)では、発掘に至る経緯、石段数や埋葬品から推測される埋葬者などの話を聞いた。

 DVDのタイトルは「北房ってスゴイ!」で、時間の都合で立ち寄れなかった郡衙ぐんが跡などは写真とナレーションで紹介。構成は坂本さんが担当しているが、「北房にいた古代の王様や戦国時代の殿様を知りたい」「荒木山古墳は急な坂で、登るのが大変だった」といった子どもたちの意見や感想も取り入れて仕上げるという。

 制作費は、国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の先導的10自治体に選ばれた同市の啓発のための補助金約35万円を活用。完成後は市内の小学校や図書館に配る予定で、参加した市立北房小学校6年片岡萌さん(12)は「北房にはすごい古墳があると思った。ほかの地域の人にも知ってもらいたい」と話していた。

 DVDは約15分。1枚1000円(税込み)で販売し、次回以降のPR活動費に充てる。問い合わせは坂本さん(090・9737・6323)。

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