司書のお薦め本 福袋で貸し出し 県立図書館
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県立図書館(岡山市北区丸の内)は5日、テーマにあわせた本を福袋に入れて貸し出す企画を初めて実施した。
電車やバスなどの本を集めた「だーいすき!のりもの」や、マナーやコミュニケーションに関する本を詰め合わせた「新社会人さんへ」などのテーマを福袋ごとに設定し、計77袋が準備された。普段読まない本との出会いを通じて読書の幅を広げてもらおうという狙いから、袋の中は事前に確認できないが、司書が利用者に読んでほしい本を中心に選んだ3~5冊が入っている。
年が明けて最初の開館となったこの日、訪れた人たちは袋に書かれたテーマを見て、自分に合った1袋を決めていた。
「挑戦」がテーマの福袋を借りた岡山市南区の会社員、本地一也さん(33)は「自分では選ばない本もあるので、提案してもらえるのはうれしい」と話していた。
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