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静かな西大寺会陽…福男 福引で選出

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コロナ禍 宝木 手渡しでリレー

 室町時代から伝わる奇祭「西大寺会陽えよう」(国重要無形民俗文化財)が20日夜、岡山市東区の西大寺観音院で開かれた。新型コロナウイルス感染防止のため、福が授かるとされる「宝木しんぎ」の争奪戦はなく、住職らが参加者の名前が書かれた木札を引くことによって福男を選ぶ静かな会陽となった。参加者からは「コロナ禍が収まり、来年は通常開催となってほしい」との声が聞かれた。(松本慎平、下林瑛典)

投下された宝木を受け取る男衆の代表(20日午後10時、岡山市東区の西大寺観音院で)=代表撮影
投下された宝木を受け取る男衆の代表(20日午後10時、岡山市東区の西大寺観音院で)=代表撮影
手渡しでリレーされる宝木(20日午後10時4分)
手渡しでリレーされる宝木(20日午後10時4分)

 例年なら、締め込み姿の男衆約1万人が宝木争奪戦に参加し、3万人を超える人々が様子を見守るが、今年は1989年(平成元年)以降の福男のみを招待し、福男は、住職らが木札を引く「福男定めの儀(福引)」で選出することにした。無観客での開催も決めていた。

 今回参加したのは98人。全員マスク姿で、受付で自身の名が書かれた木札を受け取り、手を合わせてから箱の中に収める姿が見られた。裸でも2月の寒さを感じさせないほどの熱気が会場を包むのが通例だが、福引前は、コートを羽織って並んでいた。

 午後10時、参加者の代表1人に向け宝木が投下された。今回、男衆は殺到せず、宝木は歴代福男に手渡しでリレーされた。

 今年の福男は、主催の西大寺会陽奉賛会によって2人と決められており、まず11人を選び、その中から2人に絞った。いずれも東区の医師藤田琢二さん(79)と自営業林昭二郎さん(77)に決まった。2人は「奇跡は起きるもんですね」「びっくりです」などと話していた。

 歴代福男として参加した岡山市北区の会社役員、遠茂谷おもだに雄一さん(62)は「開催されたことをありがたく思っている。今年は参加できなかった仲間もおり、来年こそはみんなで出たい」と話した。

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1858690 0 ニュース 2021/02/22 05:00:00 2021/02/22 05:00:00 2021/02/22 05:00:00 争奪戦が見送られた西大寺会陽で、投下された宝木を受け取る裸衆の代表(代表撮影)(岡山市東区で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210221-OYTNI50027-T.jpg?type=thumbnail

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