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コロナ下の宴会 新形式

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交流の場復活へ模索

 新型コロナウイルスの影響で、大人数で集まるイベント開催が制限され、立食パーティーや披露宴が次々と中止に追い込まれている。そのなかで、接触を極力減らした新形式の宴会や写真撮影だけの結婚式など、新たな様式を模索する動きがある。(上万俊弥)

 ビールは缶 お酌なし

 料理 個別の皿にふた

アクリルボードで仕切るなど、感染対策がとられた会場(岡山市北区で)
アクリルボードで仕切るなど、感染対策がとられた会場(岡山市北区で)
手持ちマスクと缶ビールで歓談する、内覧会の参加者
手持ちマスクと缶ビールで歓談する、内覧会の参加者
料理はふたをして提供される
料理はふたをして提供される

 ■8割減少 対策急務

 JR岡山駅近くのホテルグランヴィア岡山(岡山市北区)は、「ニューノーマルスタイルパーティー」として、新たな宴会プランを考案。先月、関係者向けの内覧会が開催された。

 重点が置かれたのは、飛沫ひまつ感染リスクの低減だ。円形のテーブルには4等分するアクリルボードが設置され、会話時には首から下げた手持ちマスクを使用する。客同士のお酌を避けるためビールは瓶ではなく缶で配布し、グラスには名前を書いた紙を貼り付け取り違いを避ける。

 料理の提供にも工夫を凝らした。オードブル類は個別の皿にふたをした状態でスタッフが会場内を回り提供し、ステーキなどの温かい料理もあらかじめ小皿に取り分ける。「エチケットリーダー」と呼ばれる係も配置。マスクの着用を呼びかけるパネルを手に、マナー違反がないか見守った。

 参加者からは「ルールは多いが、思ったよりも違和感は少ない」「お酌がなくて気楽」といった好意的な感想が聞かれたほか、「ホテル側の手間がかかるだろうが、何とかしようという工夫に涙ぐましい努力を感じた」との声もあった。

 同ホテルはJR岡山駅近くという利便性の良さから、同窓会や披露宴など様々なパーティーが開かれていた。しかし、コロナ禍で状況は一変。特に立食形式では、大勢の人がテーブル間を行き来しながら飲食することからキャンセルが相次ぎ、昨春から1年間の宴会場の利用は、例年より8割減少しており、対策が急務だった。

 奈倉宏治・代表取締役社長は「どうすれば楽しんでいただけるか、検討を重ねてきた。内覧会では笑顔も頂戴でき、大事な交流の場をつくる使命を再認識した」と語った。

 ■写真で思い出

 新型コロナの影響で結婚式や披露宴が相次いで中止となっていることを受け、人気が高まっているのが「フォト婚」だ。ドレスなどを着たカップルの晴れ姿を、観光地などを背景にプロのカメラマンが写真に収める。

 倉敷市のウェディング会社「サムシングフォー」では、コロナ禍で昨春から式の中止や延期が相次いだが、「思い出だけでも残したい」と密を避けられるフォト婚の相談が増加。紅葉のシーズンとなった昨秋には、前年同期比で8割ほど依頼が増えたという。

 同社の担当者は「人生での大きな節目となるイベントを、コロナで仕方ないと諦めてほしくない」と話している。

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1969340 0 ニュース 2021/04/08 05:00:00 2021/04/08 01:35:09 2021/04/08 01:35:09 アクリルボードなど感染対策がとられた会場(岡山市北区で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210408-OYTNI50004-T.jpg?type=thumbnail

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