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東大刺傷事件受け 警備強化

問題や解答用紙が配布されるのを待つ受験生(岡山市北区の岡山大学津島キャンパスで)
問題や解答用紙が配布されるのを待つ受験生(岡山市北区の岡山大学津島キャンパスで)

 大学入学共通テストが始まった15日、県内でも岡山大学など13会場で実施された。計約7900人が志願しているが、同日午前に東京都文京区の東京大学付近で受験生ら3人が切りつけられる事件が発生したことを受け、受験生も驚きを隠せない様子だった。

 岡山大学は大学入試センターから試験会場の警備を強化するよう指示を受け、県警に津島キャンパス(岡山市北区)内の巡回を依頼した。時折パトカーが構内を走行し、「警察官巡回中 特別警戒実施中」と印刷された紙も貼り出された。

 くらしき作陽大学(倉敷市)は、午後から受験生と試験に関わる教職員以外の入構制限を強化した。中国学園大(岡山市)は、構内を巡回する回数を約2倍に増やして警戒した。ある大学の担当者は「誘導の係員に不審者がいないか注意するよう指示したが、みな不安でドキドキしている」と話していた。

 岡山大学津島キャンパスでは、休憩時間中に受験生が建物の外に出て昼食をとったり、歩いて気分転換したりする姿があったが、スマートフォンなどで事件が伝わり、静けさの中にも不穏な雰囲気が漂った。

 高校3年の男子生徒は、午前の地理歴史・公民が終わった後の休憩時間に、スマートフォンに届いていた速報通知で事件の発生を知った。「被害者は自分たちと同じように今日に合わせて勉強を頑張ってきたと思う。なぜ人を切りつけるようなことをするのだろうか」と首をかしげた。

 県立倉敷天城高3年の女子生徒は「被害者はもちろんかわいそうだけど、その保護者も同じようにつらいはず」と気にかけていた。岡山市内の県立高校3年男子生徒は「自分も来ている試験会場という場所で、受験生が切りつけられるなんて、あり得ないと思っていた。怖いとしか言えない」と話した。

 今回のテストは、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大中に行われ、休憩時間には教室の窓を開けて換気が行われるため、県立岡山朝日高校3年の男子生徒は、ファスナーで着脱しやすい服を重ね着し、温度を調整できるようにしていた。同校の別の男子生徒は、手が冷えないように使い捨てカイロを二つ用意。「どんな状況でも対応できるようにまずは落ち着いて問題を見渡してから臨みたい」と話していた。

 16日は理科と数学が行われる。

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2677238 0 ニュース 2022/01/16 05:00:00 2022/01/16 05:00:00 2022/01/16 05:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/01/20220115-OYTNI50052-T.jpg?type=thumbnail

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