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赤磐で2頭毛刈り
赤磐市の観光施設「おかやまフォレストパーク ドイツの森」で20日、アルパカ2頭の毛刈りが行われ、梅雨を前にふわふわの姿から夏仕様に「衣替え」した。

アルパカは南米アンデス山脈の高原地帯に生息するラクダの仲間。日本の夏の暑さで体調を崩す恐れがあるため、同施設では毎年5月下旬に毛刈りをしている。飼育する4頭のうち、この日はルーシー(メス・10歳)と、娘のシェリー(メス・1歳)の毛刈りが行われた。
飼育員が大型のバリカンやはさみを使って丁寧に毛を刈り込むと、細い胴体や首が現れた。刈り取った毛の重さは2頭合わせて約5キロに達した。昨年2月に生まれたシェリーにとって初体験だったが、満足した様子で過ごしていた。
岡山市南区から見学に訪れた長畑知善さん(55)は「想像以上の毛の量に驚いた。すっきりと涼しげな見た目もかわいらしい」と話した。