7月1日から展示 真備の豪雨 写した1000枚

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住民撮影 避難所生活や復興過程

展示会に向けて写真のレイアウトを検討する福井さん(中央)ら(倉敷市真備町で)
展示会に向けて写真のレイアウトを検討する福井さん(中央)ら(倉敷市真備町で)
被災から復興の過程をまとめたパネルを設置する、まび記念病院の職員ら(倉敷市真備町で)
被災から復興の過程をまとめたパネルを設置する、まび記念病院の職員ら(倉敷市真備町で)

 西日本豪雨で大きな被害を受けた倉敷市真備町で、被災した住民らが撮影した写真を集めて後世に伝える写真展「水害伝承の展示会」が7月1日から、同町のマービーふれあいセンターで始まる。濁流が迫る場面や避難所の様子、復興する過程など約1000点を公開。当事者しか撮影できない写真の数々で、実行委員会は「身をもって経験した人による、意義のある内容になった」としている。(矢沢寛茂)

 展示会は、洪水で傷んだ写真の修復を手がけるボランティア団体「真備町写真洗浄@あらいぐま岡山」などが主体となり、地域住民らでつくる「真備地区まちづくり推進協議会連絡会」などと共催。豪雨の写真の応募を呼びかけると、個人や団体から約3000点の写真が寄せられた。「あらいぐま」メンバーの福井圭一さん(51)らが、同町の七つの地区や団体ごとに分けて監修。展示する写真を選んだ。

 砂で埋まった家や、避難所に集まる人々の不安げな様子、泥まみれの機器類を片付けて復旧させていく病院の内部――。撮影日時や状況、場所を付記し、「絶句」「大切な物・思い出」といった吹き出しも加えた。当事者目線で撮影された写真を通じ、住民らが感じた不安や必要な支援のあり方などを感じ取れる内容になっている。

 住民撮影のほか、新聞社や県が撮影した写真の展示や、テレビ局のドキュメンタリー番組をモニターで紹介するコーナーもある。福井さんは「これまで見たことのなかった場面が多い。災害を体験した人ならではのリアルな内容で、作業をしていて胸に迫るものがあった。多くの人に見てほしい」と話している。

 入場無料、7月1~4日午前9時~午後5時(4日は正午まで)、マービーふれあいセンター展示室とアトリュームギャラリー。2日午前10時から記念の式典があり、市立真備東中学校の生徒が被災の歴史の朗読劇を披露する。

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