株分けに挑戦する参加者(岡山市北区で)
後楽園で株分け講座
岡山後楽園(岡山市北区)で30日、庭園に彩りを添えるハナショウブの株分け体験講座が開かれた。17人が育て方などを教わり、分けた株を持ち帰った。
同園では80品種約3000株のハナショウブが育てられており、初夏の名物となっている。自宅でも楽しんでもらおうと、県郷土文化財団が毎年開催している。
講座では、同財団の担当者が株分けを実演。参加者らははさみや鎌で株を割り、水やりや管理場所の解説を受けた。約1年後に淡い紫や水色の花が咲くという。参加した岡山市の主婦は「田んぼの周りに植え、みんなで眺めたい」と話した。