首里城正殿3D復元、写真提供者の思いも募集…ネットに公開

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 昨年10月の火災で焼失した首里城(那覇市)について、3次元(3D)モデルでの復元を手がける民間のプロジェクトチームが、正殿部分を完成させ、インターネットで公開している。北殿や南殿など復元範囲はさらに拡大させる方針で、データとなる写真の提供や首里城への思いをつづったメッセージを募っている。

 「みんなの首里城デジタル復元プロジェクト」と名付け、画像処理の研究をしている東京大の川上玲特任講師(39)の呼びかけでチームを結成。国内外のエンジニアや歴史研究家など約20人が参加している。

 3Dモデルは、首里城を写した複数の写真をつなぎ合わせて制作。写真は、昨年11月に開設した専用のホームページから提供を受け付け、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で協力を求めた。今月20日時点で、海外を含む延べ2953人から3万2633枚が寄せられた。

 昨年末から公開を始めた正殿のモデルは、2128枚のデータを合成して作り上げた。大龍柱などの装飾部分も立体的に再現し、視点も自由に移動できるため、目の前に正殿があるかのような感覚が味わえる。内部にあった玉座周辺も復元し、チームのメンバーのツイッターには、1万件以上の「いいね」が集まった。

 提供写真には、旅先の思い出や応援などのメッセージも添えてもらった。「家族で全国の城を巡る旅をして締めくくりが首里城。持参のくす玉でお祝いしていたら、周りから拍手をもらった」(大阪府、40歳代男性)などのエピソードが寄せられている。

 復元は3月まで続ける予定で、北殿や南殿などの再現も試みる。首里城への思いを込めたメッセージも表示する。川上さんは「皆さんの協力の跡が見えるような作品を作り上げたい」と話している。完成後は、歴史・文化に関する史料をデジタル化して収集している「沖縄デジタルアーカイブ協議会」に寄贈する方針だ。

 プロジェクトのサイトは(https://www.our-shurijo.org/)

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