孔子廟の用地代、那覇市が請求へ…最高裁判決受け
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那覇市の城間幹子市長は9日の市議会本会議で、儒教の祖・孔子を祭る同市の孔子
同市の孔子廟「久米至聖廟」は2013年、市管理の公園に建立された。市は同会の申請を受け、使用料(市条例では月額約48万円)を全額免除していた。城間市長は市議会で「使用料を請求することで政教分離原則の違反の解消に取り組む」と述べた。
最高裁は2月の判決で、市の対応が「宗教的活動への便宜供与」に該当し、憲法違反だと判断した。審理対象は14年4月~7月の使用料(約181万円)だったが、市は無償提供を始めた時期まで遡って請求することも検討する。
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