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    キタの中心で蜜を運ぶ

    • ビルの屋上庭園に設置された巣箱から巣板を取り出す「梅田ミツバチプロジェクト」のメンバー(大阪市北区で)
      ビルの屋上庭園に設置された巣箱から巣板を取り出す「梅田ミツバチプロジェクト」のメンバー(大阪市北区で)
    • 研修で訪れ、蜂蜜がついた巣板を観察する人たち(大阪市北区で)
      研修で訪れ、蜂蜜がついた巣板を観察する人たち(大阪市北区で)
    • 巣板には蜂蜜が詰まっていた(豊中市で)
      巣板には蜂蜜が詰まっていた(豊中市で)
    • 防護ネットをかぶり作業する小丸理事長。発足当時は養蜂家に巣箱の管理などを学んだという(豊中市で)
      防護ネットをかぶり作業する小丸理事長。発足当時は養蜂家に巣箱の管理などを学んだという(豊中市で)

     大阪・キタの中心部にあるヤンマー本社ビルの屋上庭園。ミツバチが舞う中、防護ネットをかぶった男性が巣箱から巣板を取り出すと、一面にべったりと蜂蜜がついていた。

     都会で養蜂を進めるNPO法人「梅田ミツバチプロジェクト」の活動だ。プロジェクトは、地域交流や環境教育に役立たせようと2010年にスタートした。数人で始め、現在は高校教諭やカメラマンら10人ほどがボランティアで携わる。

     巣箱は梅田に2箱のほか、服部緑地に11箱、四天王寺に3箱を設置している。ミツバチの行動範囲は半径2~3キロとされ、キタのビルには、中之島公園や大阪城公園などから蜜を集めてきているとみられている。

     4~7月は、様々な花が次々と咲くため、メンバーはほぼ毎週末、蜜の採取や巣箱の点検などに追われる。

     小学生に採取の様子を見学してもらう取り組みも続けており、「都会の子どもらが、食や環境について考える機会になっているようだ」と小丸和弘理事長。蜜は買いとってもらい、商品として販売されているといい、「活動が広がり、地域振興につながれば」と語った。(里見研)

    2018年07月14日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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