読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

ツタヤ図書館 門真に・・・25年度予定 複合施設

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

市、民間と協力 にぎわい創出へ

 門真市が民間の活力を使ったにぎわい創出に動き出す。2025年度に京阪古川橋駅北側に開館予定の市立生涯学習複合施設の指定管理者として、レンタル大手「TSUTAYA(ツタヤ)」などを展開する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)」を選定。図書館と文化会館の機能に加え、カフェなども併設し、新たな街づくりの拠点にしたい考えだ。(久場俊子)

 市が開発を進めるのは、12年3月で閉校した旧第一中学校跡地と周辺の約3ヘクタールの土地。近くには一部シャッター通りになった商店街や、高度経済成長期に建てられて老朽化した木造住宅が密集していたことから、市は密集市街地解消を目的に、09年度から建物の取り壊しを進めてきた。今後、高層マンションや商業施設、交流広場など、大規模な整備計画を立てている。

 その中心として期待されるのが生涯学習複合施設で、約50億円をかけ、約3000平方メートルの市有地に延べ6000平方メートルの施設を建設する。指定管理者には2グループから応募があり、「門真市の明るい『未来が見える』場所を創る」という事業理念を掲げたCCCの提案を昨年10月に選定した。

 新たな図書館には、CCCが全国6か所で運営する図書館のノウハウを活用し、設計などを進める方針。子どもが遊べるスペースを作るほか、カフェを併設するなど、本を借りるだけでなく長時間滞在してもらえる施設を目指す。現在の市立図書館は、開館時間が平日午前10時~午後7時(土曜午後6時、日曜午後5時)で月曜などが休館なのに対し、新図書館は午前9時~午後9時半、年中無休で開館。蔵書数も26万冊から35万冊に増やす見込みという。

 CCCは13年度に佐賀県武雄市の委託を受けて公立図書館の運営に乗り出し、“ツタヤ図書館”として注目を集めた。「非営利性を保てるのか」「図書購入の経緯が不透明」など一部で批判はあるものの、今も絶大な集客効果を誇る。関西では、昨年6月に移転して全面開館した和歌山市民図書館を運営。移転前の18年度に17万人だった来館者は、全面開館から半年で40万人を突破し、和歌山市の担当者は「にぎわいの拠点になっており、期待通り」と効果を口にする。

 門真市では、新施設の運営を前に、地域の雰囲気や来館者のニーズなどを把握してもらうため、24年度に現在の市立図書館の運営を委託する。蔵書の選定については、市が最終決定する方針だという。宮本一孝市長は「長らく更地だった場所に、やっと方向性を示すことができた。年配の方や子どもはもちろん、近隣の中高生らが訪れたくなる魅力ある空間を作りたい」と力を込める。

無断転載・複製を禁じます
1785154 0 ニュース 2021/01/21 05:00:00 2021/01/21 05:00:00 2021/01/21 05:00:00

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)