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インタビューに答える松井市長(大阪市役所で)
インタビューに答える松井市長(大阪市役所で)

就任2年 松井・大阪市長に聞く 「大阪消防庁」実現へ意欲

 大阪市の松井一郎市長は5日、2019年4月の知事、大阪市長のダブル選から7日で丸2年となり、任期の折り返しを迎えるのを前に読売新聞のインタビューに応じた。府・市の広域行政の一元化や児童虐待防止、新型コロナウイルス対策について、これまでの取り組みや今後の展望を語った。(聞き手・浅野友美、田中重人)

 ――市長就任後、公約はどの程度進められたか。

 一番の公約は「大阪都構想の実現」だったが、僅差であれ住民投票で否決された。それに代わるものとして府・市の広域行政を府に一元化する条例を市議会で成立させた。二重行政へのリスクヘッジ(回避)の形は作れた。

 ――都構想で市から府に移管する予定だった消防の今後は。

 一つにする方がコストも抑えられ、機能強化にもつながる。大阪には、東京消防庁に匹敵する西日本の要となる消防力が必要だ。府内の市町村消防を一元化した「大阪消防庁」ができれば、トップは大阪市消防局の現場トップがふさわしい。市議会の権力争いが弊害になっているが、今後公明党と協議しながら進めたい。政府と交渉すれば、実現に向けた法改正はできると思う。

 ――市を残したまま区の権限を強化する「総合区」は今後どうするか。

 総合区長は、予算を編成する市長に意見具申ができ、裁量経費も増えるので、ぜひやりたい。公明党にも何度もそう言っている。(成否は)公明党がいかに本気で取り組むかにかかっている。

 ――その他の公約については。

 市内3か所目の児童相談所「北部こども相談センター」(東淀川区)が今月オープンし、4か所目も26年度の開設を目指す。子どもたちの命を守る取り組みは重層的に実現してきている。待機児童についても、施設整備や保育士確保などを進めている。公約に掲げたものを任期中に完成、またはレールに乗せることに力を入れたい。

 ――新型コロナ対策の「まん延防止等重点措置」が始まった。

 長引く新型コロナとの戦いで、市民は心身に疲れがあると思う。マスク会食、少人数会食、換気を徹底してもらい、自分と大切な人の命を守るために何とかご協力いただきたい。「食」は大阪の文化。なんとしても事業者に継続してもらえるよう、支援に全力を尽くしたい。

 ――今期限りでの政界引退を表明している。考えに変わりはないか。

 全く変わりない。(府議になってから)18年の活動で府も市もだいぶ変わった。僕と橋下さん(橋下徹・元大阪市長)は敵と味方をはっきり分けるタイプで、強引に物事を進めてしまう。乱世の政治の世界だったが、もう住民投票も済んだ。吉村知事は芯が強い一方で、柔軟性もあり、期待している。あとは「吉村世代」を中心に進めてほしい。

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1963466 0 ニュース 2021/04/06 05:00:00 2021/04/06 05:00:00 2021/04/06 05:00:00 インタビューに答える松井市長(大阪市役所で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210405-OYTNI50042-T.jpg?type=thumbnail

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