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市の蔵書 学校で貸し出し

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 藤井寺 図書館と小中一元管理

 

 PCで検索、取り寄せ

 藤井寺市教育委員会は、市立小中学校の子どもが、各学校の図書室で、市立図書館の蔵書を検索し、本を取り寄せることができるサービスを始めた。各学校と図書館の蔵書の管理システムを一元化することで、学校にない本を容易に探し出し、入手できるようになった。同様の取り組みは府内のほかの自治体でも広がりつつあり、市教委は「これを機会に、市立図書館の図書をもっと紹介し、子どもたちの本への関心を高めたい」とする。(吉田誠一)

 市教委が、公益財団法人・図書館振興財団(東京)の助成金約400万円を使い、昨年10月に市立図書館の約16万冊と、小学校7校の約6万冊、中学校3校の約3万冊の蔵書の管理システムを統合。計約25万冊が一括して管理できるようになった。

 同市では2013年度に、司書を各小中学校に配置していて、本の相談に応じるなどの支援をしている。司書は今回の統合システムを活用し、子どもから「昆虫の本を読みたい」などのリクエストを受けたり、おすすめの本を尋ねられたりすると、市立図書館の蔵書を検索。パソコンで予約し、本は市立図書館と各学校の間で毎日巡回している車で届けられる。

 市立図書館は昨年11月、学級など団体に貸し出しする本の配送をスタート。2月からは、市立図書館の本の個人への貸し出しを学校で始め、子どもが学校の図書室で本を受け取り、自宅へ持ち帰れるようになった。

 各小学校では、毎朝の読書タイムや、週1回の授業「図書の時間」などを通じて、児童の読書の意欲を高めている。市立道明寺小学校の司書の尾崎裕子さん(49)は「市立図書館の本を手元で検索し、予約できるようになり、子どもたちの個人貸し出しが増えている。学校にないような希少な本も紹介したい」と話す。

 市立図書館によると、子ども個人への貸し出しでは、小説や伝記などの読み物が人気だという。国頭順子館長は「子どもたちが市立図書館の本に親しむ機会を増やし、学習の資料としてもこれまで以上に活用してもらえれば」と期待。市教委は「一元化したシステムを使えば、学校間でも蔵書の検索ができる。調べ学習用の本などの学校間での貸し借りも進めたい」としている。

 

 箕面、枚方市でも

 公立図書館と学校で蔵書を一元管理する取り組みは、府内のほかの自治体でも少しずつ広がっている。

 箕面市は2010年、市立の図書館と小中学校などでシステムを統合し、16年に一元管理をスタート。18年からは本を毎日配送し、現在は個人への貸し出し用も含め、計20校で年間約1万9000冊が貸し出されるほど人気を集めている。

 枚方市も17年にシステムを統合し、学校への団体貸し出しを行い、調べ学習などで役立てている。

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