吉野ヶ里遺跡から硯 文字発見に期待も 

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硯、研石とみられる石板(県教委提供)
硯、研石とみられる石板(県教委提供)

 吉野ヶ里遺跡の出土品の中から見つかった弥生時代中期のすずりと研石とみられる石板。唐津市の中原なかばる遺跡で見つかったものに続き県内2例目で、13日に記者会見した県教委の担当者は「有明海を通じ、中国大陸などと交流があったことを裏付ける資料。今後、文字そのものが発見される可能性も出てきた」と意義を語った。

 吉野ヶ里遺跡ではこれまで、木簡などを削るのに用いる中国製の刃物(書刀)が見つかっていたが、文字を使っていたことを示す出土品はなかった。

 今年2月には、中原遺跡などの出土品から、国内最古級となる弥生時代中期の硯とみられる石板が確認されている。

 県教委文化財課で吉野ヶ里遺跡を担当する渡部芳久さんは、文字が書かれた土器片が国内で見つかっていることにも触れ、「最近になって弥生時代に文字が使われていたと考えられるようになった」と説明。「県内でも、文字や筆などの文房具が見つかることが期待される」と話した。

 石板2点は14日~4月上旬、吉野ヶ里歴史公園内の吉野ヶ里遺跡展示室で展示する予定。

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487722 0 ニュース 2019/03/14 05:00:00 2019/03/14 05:00:00 2019/03/14 05:00:00 石硯と研石の展開図(県教委提供) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/03/20190313-OYTNI50030-T.jpg?type=thumbnail

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