江戸期石組み豪雨で露出 唐津「町切堰」あす説明会

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表土が流れて石組みが露出した箇所を見る石盛さん
表土が流れて石組みが露出した箇所を見る石盛さん

 唐津市相知町町切ちょうぎりの厳木川にある「町切堰」の表土が流され、築造当時の江戸時代初期のものとみられる石組みが露出している。昨年夏の大雨の影響で、調査後に復旧工事が行われ、目にすることができなくなるという。この機会に見てもらおうと、地元住民らで構成する「自然と暮らしを考える研究会」は24日午前10時半と午後1時半から、現地で説明会を開く。

 同研究会代表の石盛信行さん(77)によると、堰は新田開発のために作られたという。そこから厳木川の水を引き、全長約5キロの用水路が延びている。石組みは堰の下に隠れていたが、昨年夏の大雨で地表を覆っていた土砂が深さ約40センチ、幅約10メートルにわたって崩れ、内部の石組みが露出した。石と石がしっかり組み合うように表面を削った痕跡もあり、石盛さんらは「偶然よみがえった400年前の歴史を振り返り、当時の人たちの苦労や喜びに思いをはせてみたい」と注目。県や城郭研究家、測量会社などの協力を得て調査を進めている。

 調査がすんだ後は災害復旧工事が行われ、貴重な石組みは見られなくなる。石盛さんは「当時、用水路には計8か所に水車が設置されていた。説明会に参加し、水車が回っている様子などを想像しながら楽しんでほしい」と話している。

 説明会は参加無料。先着順に30人程度受け付ける。町切水車公園が集合場所で、約10台分の駐車場がある。問い合わせは石盛さん(090・3416・5197)へ。

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1067051 0 ニュース 2020/02/23 05:00:00 2020/02/23 05:00:00 2020/02/23 05:00:00 表土がはがれて江戸時代のものとみられる石組みが露出した町切堰と石盛さん(午後1時17分)=鹿子木清照撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/02/20200222-OYTNI50011-T.jpg?type=thumbnail

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