本格的な技術で笑顔写真 基山のボランティアが撮影会

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利用者の衣装を整えたり、撮影のセッティングを行ったりするメンバーら
利用者の衣装を整えたり、撮影のセッティングを行ったりするメンバーら

 元気な笑顔を写真に残してもらおうと、基山町のボランティアグループが毎月1回、「すまいるフォト撮影会」を町多世代交流センターいこいの家で開いている。遺影用の写真として撮影を希望することが多いが、記念写真に利用する夫婦もいる。町内には写真館がなく、出来栄えの良さも口コミで広がり、来年3月まで予約で埋まる人気ぶりだ。

 グループ代表でアマチュアカメラマンの藤丸源治さん(65)が、妻の父親が亡くなった際、遺影として使うために1人で笑っている写真を探したが、見つからなかった経験をしたことから、撮影会を思いついた。同町に事務所を構えるヘアメイクアーティストでスタイリストの田浦咲子さん(35)も賛同し、2019年6月にスタートした。

 利用者は70~80歳代の女性が中心。田浦さんらが入念に髪をセットして化粧をするため、撮影できるのは1日4人だけ。藤丸さんと写真仲間の冨山茂さん(68)が交代で、撮影スタジオのようにライトに囲まれたスペースで利用者の笑顔を引き出しながらシャッターを切る。ヘアメイクのスタッフやスタイリストも一緒に画像をチェックし、駆け寄って乱れた髪を整え、衣装を手直しする。

 田浦さんは「プロの技術で、本人が持つ美しさを引き出せるように心掛けている」と言う。

 撮影が終わると、利用者はデジタルカメラの画像をその場でチェックでき、自分が好きなカットを選べる。遺影用の写真を撮った町内に住む武村悦子さん(82)は「化粧や髪もセットしてもらい、立派な写真になった。利用して良かった」と笑顔。8月に撮った写真を受け取りに来た女性も「バッチリの仕上がり。孫たちにも早く見せたい」と喜んでいた。

 撮影会は毎月第1月曜で、対象は町内在住か町が大好きな人。新型コロナウイルスの影響で、3~6月は活動できなかったが、これまでに約50人が利用した。藤丸さんは「皆さんに喜んでもらえるのがうれしい。これからも笑顔の写真を撮り続けたい」と意気込んでいる。

 基本料金はヘアメイク代込みで2000円(税込み)で、撮影データがもらえる。2Lサイズで台紙付きの写真は700円(同)。サイズなどは料金に応じて変更できる。問い合わせは憩の家(0942・92・8295)へ。

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1485645 0 ニュース 2020/09/18 05:00:00 2020/09/18 05:00:00 2020/09/18 05:00:00 衣装を整えたり、撮影のセッティングを行ったりするメンバー https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/09/20200917-OYTNI50017-T.jpg?type=thumbnail

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