県産杉で大桶 佐賀・丸秀醤油

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県産杉を使った大桶の完成を喜ぶ秀島社長
県産杉を使った大桶の完成を喜ぶ秀島社長

 佐賀市高木瀬の老舗醤油しょうゆ・みそ製造会社「丸秀醤油」は4日、県産の杉を使ったみそ仕込み用の大おけ(高さ、直径ともに約120センチ)を完成させた。県産材の利用促進に貢献しようと企画。来年の創業120周年に向け、大桶で地元の素材にこだわったみそを造り、販売する予定という。

 同社は1901年(明治34年)創業。近年は、こうじ調味料を開発するなど新たな試みに力を注ぐ一方、「日本の醸造文化を残そう」と伝統的な製法への回帰も図り、2017年に約40年ぶりに木桶を復活させた。

 同年の桶作りでは奈良県産の杉を使ったが、今回は佐賀県産で挑戦した。同社によると、木桶は強化プラスチック製のタンクと比べて、発酵に有用な微生物がすみ着きやすい利点があるという。加えて県産の杉は油脂分が多いため、液漏れが起きにくいとみている。

 製作は長崎県の職人らに依頼し、9月30日から同社の敷地内で板をつなぎ合わせるなどの作業が行われた。4日は、秀島健介社長(41)と山口知事が桶の底に署名し、完成を祝った。秀島社長は「桶は100年くらい使える。林業関係者ら多くの人の思いが詰まった物なので、大事にしたい」と話していた。

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1521329 0 ニュース 2020/10/05 05:00:00 2020/10/05 05:00:00 2020/10/05 05:00:00 木桶の完成を喜ぶ秀島社長=山田伸彦撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201004-OYTNI50025-T.jpg?type=thumbnail

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