コロナで変化 距離感表現 ダンサー山田さんら 20日から映像配信

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動画作品を制作した山田さん(左)と福田さん
動画作品を制作した山田さん(左)と福田さん
ビルの屋上での撮影風景(9月下旬、megumiさん提供)
ビルの屋上での撮影風景(9月下旬、megumiさん提供)

 佐賀市のダンサー、山田ちかさん(26)らが、新型コロナウイルスにより変化した人と人との距離感を、コンテンポラリーダンスで表現した映像作品「“キョリ”の“カタチ”」を制作した。20日からオンラインで配信する。

 企画したのは、山田さんと、中学の頃から親交のある福岡市のフリーダンサー福田智子さん(25)。山田さんが、新型コロナの影響で活動が制限されているアーティストを支援する県の事業「ライブス ビヨンド」を知り、福田さんに声を掛けたのがきっかけだった。

 2人とも福岡市出身で、幼少期にクラシックバレエを習い始めた。山田さんは20歳頃から佐賀市のバレエ教室「福岡加奈子バレエ研究所」などで指導しながら、ダンサーとして活躍。福田さんは高校2年から米国のバレエや英国のダンスの学校に留学した後、国内外の公演などに出演している。

 だが、新型コロナの感染拡大で、春頃から公演は相次いで延期や中止になり、表現の場がなくなった。バレエ教室も一時休止を余儀なくされ、6月から3密対策を取りながら徐々に再開してきたという。

 作品制作には、グラフィックデザイナーのmegumiさん(26)をはじめ、県内で活動する作曲家や映像カメラマンら5人も参加。山田さんと福田さんが、新型コロナの感染対策で人との間隔を保つことが求められるようになった日常を、コンテンポラリーダンスで表現しようと提案し、全員で意見を出し合いながら取り組んだ。

 撮影は9月下旬に2日かけて、佐賀市内のビルの屋上などで実施。床に貼った約2メートル四方のテープの内と外を、新型コロナの感染拡大の前と後に見立て、人との距離が変わったことを2人の踊りで表現した。

 作品は約5分間で、まず17日に同市八戸の「EDAUME 東の蔵(旧枝梅酒造)」でのイベント(参加者募集済み)で上映。20日からは、「ライブス ビヨンド」のホームページ(https://www.livesbeyond.jp/)で、このイベントの様子とともに公開する予定。

 福田さんは「じかに触れるだけでなく、心の距離も意識しながら表現した」、山田さんは「コロナ禍でも前を向きたいという気持ちを込めた」と話している。

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1554534 0 ニュース 2020/10/17 05:00:00 2020/10/17 05:00:00 2020/10/17 05:00:00 動画作品を制作した山田さん(左)と福田さん https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201016-OYTNI50013-T.jpg?type=thumbnail

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