大谷選手、全仏準Vを報告 テニス・車いす部門 知事に飛躍誓う
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テニスの全仏オープン・車いす部門の女子シングルスで準優勝した大谷桃子選手(25)(かんぽ生命保険)が28日、県庁を訪れ、山口知事に結果を報告した。3月に西九州大を卒業した後も県内を拠点に活動する大谷選手は、「もっともっと強くなる」とさらなる飛躍を誓った。
大谷選手は栃木県出身で、佐賀市内で練習に励みながら大会に出場している。今月上旬の全仏では、四大大会初の日本勢同士の決勝で上地結衣選手に敗れたものの、準決勝で第1シードのオランダ人選手を倒すなど快進撃を見せた。
山口知事は花束を手渡し、「準決勝は素晴らしい試合だった。一皮むけた気がする」と戦いぶりを称賛。「ここまで来たら、いっぺんに抜き去る気持ちで上地選手を倒してほしい」と激励した。
報告後、大谷選手は報道陣の取材に「来年の東京パラリンピックに出場できるよう頑張って、応援してくれる皆さんに結果で恩返ししたい」と意気込みを語った。
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