混雑なきUターン 佐賀空港
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年末年始を古里などで過ごした人のUターンが3日、県内でも続いた。佐賀空港の出発ロビーでは、新型コロナウイルスの影響で例年ほどの混雑は見られず、家族らの見送りを受けた利用客はマスク姿で東京方面へ向かった。
都内のIT関係会社で働く男性(33)は、昨年4月からテレワークが続き、気持ちがめいっていたこともあり、先月30日から佐賀市の実家に帰省。男性は「帰るのは迷ったけれど、実家でリラックスできた」と振り返り、見送りに来た父親(66)は「東京の感染者数を伝えるニュースを見る度に心配していたが、1年ぶりに会えてよかった」と話していた。
全日空によると、Uターンのピーク日では例年、佐賀から東京に向かう便はほぼ満席となるが、今年は首都圏の感染拡大に伴って予約のキャンセルが相次いだ。3日の搭乗率は71%で、空席が目立ったという。4日も同程度を見込んでいる。
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