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嬉野市の春日地区で活動し、国土交通省の地域づくり表彰で今年度の最優秀賞を獲得した住民団体「春日活性化委員会」(中林正太代表)の地場産品創出プロジェクトによる商品販売会が4日、佐賀市のコムボックス佐賀駅前にある情報発信拠点「SAGA MADO」で始まった。5日まで。
同地区は嬉野温泉街から車で15分ほどの山間部。嬉野市出身の若者らと住民が協力し、地域の隠れた産品を新たな魅力として育てようと昨夏に「ありのまま春日」と銘打ったプロジェクトを始めた。
今回販売するのは、耕作放棄地を活用して育てられた新米や、地元で古くから栽培されているという里芋、連携する福祉施設利用者らが作った季節野菜のピクルスや手作りみそなど。
プロジェクトリーダーの植林雅史さん(28)は「新米は近くの渓谷から清流をひいて大切に育てた。里芋は甘くねっとりした食感がたまらない」とPRし、「食べてもらうことで、春日に行きたい、知りたい、関わりたいと思ってもらいたい」と話す。
5日の販売会は午前10時~午後6時に行われる。