埼玉の渋さ漫画で発信 地元女子高生が主人公

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上尾在住・渡辺ポポさん

「埼玉の渋い魅力を伝えたい」と話す渡辺ポポさん
「埼玉の渋い魅力を伝えたい」と話す渡辺ポポさん

 行田市の女子高生が地元の良さを見つけていく漫画「埼玉の女子高生ってどう思いますか?」(新潮社刊)が3か月前に発売され、売れ行きが順調で増刷となった。首都圏の若者を中心に支持され、4月には第2巻が書店に並ぶ。上尾市に住む作者の漫画家・渡辺ポポさん(34)は「埼玉の渋い魅力を伝えたい」と意欲を燃やす。

 漫画は、行田市に住む女子高生の主人公と神社の娘、都内からの転校生の3人組が、「十万石まんじゅう」で知られる十万石行田本店や埼玉さきたま古墳群、JR大宮駅などを巡り、県内の魅力に感激するコメディー。「子供のころ大宮ってマジで東京だと思ってたよ」といった率直で軽快なセリフで物語が進んでいく。

 渡辺さんが2017年夏から新潮社の「月刊コミックバンチ」などに連載中の作品を1冊に収め、昨年10月に初版が発行された。昨年11月に第2刷となり、新潮社編集部の佐藤優作さんは「20代や30代の男性ファンが多い」と話す。

 反響は地元でも広がり、行田市の行田駅前郵便局では今月、原画展が開かれた。今後は市内の他の郵便局12か所でも披露される。

 創作の動機について、渡辺さんは「埼玉県は観光名所が少ないイメージで見られるが、行田市の忍城おしじょうなど味わい深くて歴史を感じるスポットがたくさんあることを伝えたかった」と説明する。第2巻では、女子高生3人組は秩父などにも足を運ぶという。

 渡辺さんは幼い頃から上尾市に住む。小中学生の頃から漫画家の藤子不二雄が好きで、「ドラえもん」などの漫画やアニメに親しみ、自分でも漫画を描いてきた。

 22歳でプロを志し、漫画家のアシスタントを5年間続けた後、13年に「クラフトガール」でデビューした。翌14年、「ふらら一人でできませんっ」が双葉社の「第2回カミカゼ賞」の佳作に入った。

 渡辺さんは「リアルな絵柄に限界を感じ、5年前にシンプルな絵に変えてから、人の表情をうまく出せるようになった。女子高生の連載で県内の魅力を描ききりたい」と話している。

 第1巻はB6判、160ページで税別600円。

298522 0 ニュース 2019/01/24 05:00:00 2019/01/25 11:04:20 2019/01/25 11:04:20 「埼玉の良さを伝えたい」と話す渡辺ポポさん(豊島区東池袋で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20190124-OYTNI50032-T.jpg?type=thumbnail

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