手で伝える思いと技 耳の日

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スカーフから花を出現させるマジックを披露するかわづさん(3日、さいたま市浦和区で)
スカーフから花を出現させるマジックを披露するかわづさん(3日、さいたま市浦和区で)

 「耳の日」の3日、大阪府を拠点に活動する聴覚障害者のマジシャン、ミスターかわづさん(本名・川津将憲さん)による講演会が、さいたま市浦和区仲町の県民健康センターで行われた。

 県などが主催し、約190人が参加。かわづさんが手話で講演し、手話通訳が口頭で来場者に伝えた。

 かわづさんは、大分県出身で、1歳の時に聴力を失った。地元の特別支援学校を卒業後、大阪府に引っ越し、大工や写植デザインの仕事をしていたが、友人の披露したたばこを消すマジックを見て衝撃を受け、マジシャンを目指した。

 熱心に先輩マジシャンの手の動きを見て、技術を体得。現在は全国各地でショーを披露し、ロシアやフィリピンなど海外でも活躍してきた。「夢を追う人は輝いている。やりたいと思ったときがチャンス」と話した。

 講演会の後はマジックショーを開催。かわづさんが、赤いスカーフから花を次々と出現させたり、空の木箱からだるまを取り出したりすると、会場から拍手が起こった。

 桶川市の無職毛塚綾子さん(65)は「すごくおもしろかった。耳が聞こえなくても、素晴らしいマジックをしていた」と話した。

473093 0 ニュース 2019/03/05 05:00:00 2019/03/05 05:00:00 2019/03/05 05:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/03/20190305-OYTNI50000-T.jpg?type=thumbnail

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