続く避難 住民疲労

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上陸1週間 117人なお

避難所の段ボールのベッドの上で過ごす女性(18日、坂戸市の三芳野公民館で)
避難所の段ボールのベッドの上で過ごす女性(18日、坂戸市の三芳野公民館で)

 県内各地に被害をもたらした台風19号が東日本に上陸してから19日で1週間となる。河川の氾濫による浸水や土砂崩れがあった地域では依然として住民の避難が続く。県内では18日夕方から19日昼過ぎにかけてまとまった雨が予想され、気象庁などが二次災害への警戒を呼びかけている。

「家直るまで居場所ない」

■坂戸市

 坂戸市では、18日午後5時現在、床上浸水は260件、床下浸水は87件となっている。同市横沼の市立三芳野公民館に避難所が開設され、20世帯44人が避難している。

 避難所では、1世帯ごとに区切られた区画に段ボール製のベッドが置かれている。避難者の一人、同市東坂戸の平石チエさん(86)は、県営住宅1階の自宅が浸水し、12日夜、財布などが入ったバッグだけを持ってボートで避難したという。

 平石さんは、「家にある服もダメになり、着替えやおなかが痛くなった時の薬なども足りない」と話した。足が悪く、つえをつきながらゆっくりとしか歩けないといい、「買い物や風呂にも自分ですぐに行くことができない。自宅と違って、トイレまでの距離も遠く使いづらい」と肩を落とす。

 自宅は今後住み続けられるかどうか分からないといい、「県が修理などをどうするかまだ分からない。誰に相談すればよいかも分からない。避難所に話を聞きに来てほしい」と話した。

 一方、12日夜に浸水した自宅の2階から家族5人とボートで避難をしたという同市横沼の成田彰子さん(82)は「避難所では3食出してもらえるし、ありがたい。1日目は床で寝て体が痛くなったが、段ボールのベッドを持ってきてもらって助かっている」と話す。自宅は1階が浸水してすぐには戻れない状況だといい、成田さんは「家が直るまで居場所がないので、早く仮住まいを決めなければいけない」と述べた。

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852622 0 ニュース 2019/10/19 05:00:00 2019/10/19 05:00:00 2019/10/19 05:00:00 坂戸市の避難所となっている三芳野公民館(坂戸市で)=植村信介撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/10/20191018-OYTNI50053-T.jpg?type=thumbnail

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