映画ヒットで多忙再注目 「翔んで埼玉」劇中歌に採用

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「『なぜか埼玉』を歌い続けたい」と話す、さいたまんぞうさん(東京都中野区で)
「『なぜか埼玉』を歌い続けたい」と話す、さいたまんぞうさん(東京都中野区で)

 昨年2月に公開され、興行収入37・6億円を記録した映画「んで埼玉」では、歌手さいたまんぞうさん(71)のヒット曲「なぜか埼玉」(1981年)が劇中歌で使われ、話題を呼んだ。再注目されてから1年余りを経て、さいたさんに近況を聞いた。(佐伯和宏)

 「『翔んで埼玉』では、私の歌が3回流れる。映画のヒットはうれしかった」。開口一番、さいたさんは笑顔で語った。東京都中野区在住だが、埼玉県については「浦和や大宮といった都会と、秩父や長瀞といった田舎のバランスが良い」と今も評価している。

 さいたさんは今も、幅広く芸能活動を展開している。アマチュア野球の審判を41年続けた経験から、審判の姿で持ち歌を歌う「歌う審判」を、東京・浅草の演芸場で奇数月に3日間演じてきた。「なぜか埼玉」や、廃盤になった「津軽海峡冬元気」(88年)などを披露。単発のショーや司会もこなす。

 映画が公開された昨年は多忙になり、「ラグビー・ワールドカップ関連の仕事が舞い込み、ツイッターの反響も多くなった」と振り返る。さいたま市ゆかりの漫画家、北沢楽天を描いた昨年11月公開の映画「漫画誕生」では、声優として出演。風刺作品「ビヤホール」に登場する田舎者「杢兵衛もくべえ」の声を、達者なセリフ回しで披露した。

 「なぜか埼玉」でメジャーデビューしてから、来年4月で40年を迎える。今年2月には芸能人生を振り返ろうと、ふるさとの岡山県美咲町へ帰り、親戚らが企画したショーで9曲を歌った。「来年4月の40周年は、東京で単独公演を実現したい」と夢を語る。

 ただ、さいたさんの芸能活動も、新型コロナウイルスの影響を受けた。3月31日に出演する予定だった浅草でのスペシャル寄席が中止となり、4月もパーティーの余興と司会の仕事がキャンセルになった。

 3月末には志村けんさんの悲報に接し、ツイッターで「合掌」とつぶやいた。50年以上前のバンドボーイ時代、東京都世田谷区にあった芸能事務所の楽器置き場で雑魚寝した時に、志村さんと電話番号を交換したのを思い出したという。さいたさんは「SNSで近況報告しながら、また舞台で全力投球したい」と、感染の終息を願っている。

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1161285 0 ニュース 2020/04/12 05:00:00 2020/04/12 05:00:00 2020/04/12 05:00:00 「『なぜか埼玉』歌い続けたい」と話すさいたまんぞうさん(東京都中野区で)=佐伯和宏撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/04/20200412-OYTNI50002-T.jpg?type=thumbnail

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